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アメリカの大学院で成功する方法―留学準備から就職まで (中公新書)
 
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アメリカの大学院で成功する方法―留学準備から就職まで (中公新書) (新書)

吉原 真里 (著), Mari Yoshihara (著)
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカの大学院に留学を考えている読者に、本書は具体的な情報とアドバイスを提供する。アメリカの大学院はどんなところで、学生には何が期待されているのか。日本の大学院とは異なるアメリカの大学院の仕組みをふまえ、「プロ養成機関」としての大学院を最大限に活用するための手段と心構えを説く。ブラウン大学に学び、ハワイ大学に職を得た著者による、実践的・現実的な留学成功のためのガイダンス。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

吉原 真里
1968年(昭和43年)、ニューヨークに生まれる。ハワイ大学アメリカ研究学部准教授。91年、東京大学教養学部教養学科卒業。92年、米国ブラウン大学修士号取得。97年、同大学博士号取得。1997~2003年、ハワイ大学アメリカ研究学部助教授。03年より現職。03~04年、コロンビア大学客員研究員。専門分野は、アメリカ文化史、アメリカ=アジア関係史、女性学・ジェンダー研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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51 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 著者と専攻が大きく異なる人は注意, 2004/5/5
この本は、タイトルにしても、中味にしても、一般的な大学院でのサバイバル術を書いているかのように見えます。しかし、実はそうではありません。

私は米国の経済学部博士課程に身を置きましたが、少なくとも経済学部のプログラムはここで書かれていることとは大分違います。例えば、経済学部博士課程で、一日に一冊英語の専門書を読まなければならないかというと、そんなことはありません。ただ、その代わりに数学的な宿題をたくさん解かされるといったことはありますが。

しかし、本書ではそのようなことは全く触れられていません。ここで、私が言いたいのは、例えば経済学部のそのような現状にも本書が触れなければならないということでは「なく」、著者が読者に「学部によってそのような違いが「相当に大きく」存在する」という注意を常に喚起した上で著者の経験を書かなければならないということです。本書はそのような違いがあることを言わず、本書の内容が学部を超えた一般的なものであるかのような書き方をしているので、その意味で非常にミスリーディングであると思います。

以上のような点に気をつけて、過信しない程度の情報源として読む分にはある程度は有用な本なのかもしれません。ただ、正直なところ、経済学部でこの本が上記のような意味でどの程度有用かというと、個人的にはあまり有用ではないだろうと思います。逆に、著者と専攻が近い人の場合には、おそらく、非常に役立つ本なのだろうと推測しますが。

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38 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 あっけらかんと書かれた大学院ザバイバル術, 2004/1/30
By ib_pata - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
東大を出た後、アイビーリーグのブラウン大学の大学院で博士号を取得、ハワイ大学に職を得て、テニュア(tenure、終身在職権)までかちとった帰国子女である筆者が書いた、アメリカの大学院で生き残る方法。海外での博士課程取得の苦労本なんかでは『ウィーン愛憎』中島義道なんかがすぐ浮かぶけど、こっちはカラッとしたハウツー本みたいな感じ。
とにかく、あっけらかんと英語を母国語とせず、甘々の学部教育しか受けてこなかった日本人留学生が、「死の大学院生活」をサバイバルできるかを懇切丁寧に、時系列を追って解説している。博士課程修了を最初から目標にしていた方が、修士課程からのステップアップより大学から得られる援助が大きいとか、ABD(博士論文を残すだけとなった状態)までの勉強方法と、博士論文の実際の書き方(指導教授とのネゴの仕方なども含む)、論文にメドが立ってからの就職活動のやり方、大学に籍を得てからのテニュアのとり方まで、実にアメリカンに書かれていて圧倒される。
毎日、1冊の学術書を読みこなすコース・ワーク(修士課程)の激しさは凄いなぁ、と思うけど、原語で素早く読んでいくためのアドバイス(書評を読めというなんとも実際的な対処方法!)は参考になったし、第5章の研究論文の書き方は特に懇切丁寧。指導教授陣を選ぶ際には、執筆期間が数年に及ぶ博士論文を書かなければならないので、執筆を励ましてくれるような「モラル・サポートを充分に提供してくれる教授を一人は入れておきたい」(p.111)というあたりは女性ならではのきめ細かな指摘だと思う。
まあ、大学院などに入りなおして研究生活に戻ることや、博士課程への再チャレンジを密かに狙っているような人も、けっこう励まされるかも。
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30 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 懇切丁寧で実践的, 2004/2/11
By 鈴木純一 (マサチューセッツ州ボストン) - レビューをすべて見る
(TOP 50 REVIEWER)   
ブラウン大学で博士を取って、ハワイ大学に就職し、テニュアを取った著者が、アメリカの大学院で学生として生き残り、アメリカの大学で教員として生き残るためのアドバイスを綴った本。自分自身の体験や、身の回りの留学生の実経験を基にしてまとめられているので、役に立つアドバイスと実情報が満載。筆者は文系の研究分野の方ですが、本書に書いてることは文系・理系を問わず役に立ちます。

勉強のこなし方、研究の進め方、論文の書き方、教員との接し方、就職活動の仕方、学生との接し方等々、筆者の指摘、考え方、アドバイスはかゆいところに手の届く内容でしかも実践的。語学留学ではなく大学院で学位を取ろうとして留学する人や、アメリカの大学へ研究留学する人には、ぜひお勧めしたい。アメリカの大学院の姿を垣間見たい読者の方にもおすすめ。

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