安室のブルーレイは毎年買って恒例にしてるのだけど、2008〜2009の頃に比べ
年々ストイックになってるというか,段々舞台装置が減って見た目のゴージャス感という点では
目減りしてるのかも知れないけど勝負してるのがそこではないので
無駄なものを削ぎ落としたアスリートのようで見るべきところは増えている。
よくある歌やダンスと関係ないテーマパークみたいな演出や下手なMCや観客への馴れ合いが嫌いだ。
毎年変なギミックで驚かせようとするアーチストもいるがそういうのはあとで見返したとき失笑しか感じない。
私にはこのシンプルさ、潔さが非常に心地良いし、何度も見たい気になるのだ。
今回はヴォーカルも声が張ってて聴かせるし魅せ方も堂に入って確実に一回り大きくなっている。
何しろ凛としてカッコいい。これだけ真摯にやる姿を見るとこちらも力が湧いてくる。
ライバル達が現れても衰えてもブレないで支持され続ける答えが本作にあると言っていいかもしれない。
問題のカメラワークもシャウトしてる時はアップで追い、ダンスシーンは全体を見せるようにして
何やってるかわかるのでこれまでより大分好ましい。ちょっと引きが多いけどバタバタしてる印象がなく
あのイヤなピンぼけもなくステージの構成も掌握出来ていい。
ただバンドがいないのはちょっと臨場感に欠けるかなと思うがそこを削ってもステージでバックダンサーを
縦横無尽に躍動させたかったのだろうという安室の意志を感じそれを尊重します。