伸びやかなヴォーカルです。これだけの情感を込められるのは、内面に訴えたい歌心が詰まっているからでしょうね。ハスキー・ヴォイスでしっとりと、そして切々とバラードを歌いきっています。
冒頭の「One Wish」も「Rescue Me ~君がいたから~」も素敵なバラードでした。アップテンポの「Automatically」は、ロックテイストに溢れる歌唱で、R&Bの香りがしました。
「聖なる夜にいたい場所」の囁くような歌は、一時の中森明菜を彷彿としましたが、もっと感情の盛り上げ方に優れていました。クリスマス・イヴにだけでなく、いつも聴いていたいバラードでしょう。
軽やかでリズムによく乗っている「bring it on ~新しい世界へ~」、心の底から喜びが込み上げてくるような歌詞の世界を巧みにそして堂々と歌い上げた「笑顔の法則」も気に入りました。
ゴスペルの定番「Amazing Grace」の歌いまわしはもう少し長いフレージングを取れば良いと思いました。息継ぎが短いので、音楽の流れを損なうのが惜しいですね。
「beautiful -BAYAKA PIANO MIX-」と「Glory of Life -Darryl James remix-」もいいですが、全編を通じて日本語の歌のほうに惹かれました。