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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
物欲の強い人は読まないほうがいいかも(笑),
By
レビュー対象商品: iPhoneショック ケータイビジネスまで変える驚異のアップル流ものづくり (単行本(ソフトカバー))
本書は、冒頭から「iPhoneでケータイビジネスが変わる」と、いままでの日本の携帯事業の常識をやぶる革新性に驚いています。iphoneが「非常識」といえるほど革新的なのは、スイッチが4つしかないというシンプルな設計と、画面タッチの心地よさなど、まず製品自体の使い勝手が突出しているからです。使ってみてこれだけ気持ちよければ、少々高くても売れる。 しかも、4万円近い「iPodタッチ」に電話機能が付いたと思えば、5万円以上でもそんなに高い気がしないから不思議です。 この商品力を武器に、販売元のアップルは携帯電話会社と独占契約を結ぶ条件として、基本料の一部をアップルに“上納”するよう求めているそうです。 日本の携帯電話はキャリア(電話会社)主導で事業展開してきましたので、iPhoneのように電話機を作るメーカーに有利な契約ははじめての経験です。iPhoneが日本に上陸すると、各社のシェアが変動するだけでなく、業界の慣習が大きく変わるきっかけになるかもしれません。 本書第2部では、これほど魅力的な製品を生み出したアップルの歴史と企業風土を分析し、第3部では日本メーカーがiPhoneのように魅力的な電話機を作れなかった理由を推論しています。 全体的にiPhone礼賛が中心ですので、少し割り引いて読む必要もありそうです。 ここで、注意をひとつ。 本書を読むと、「iPodタッチ」やiPhoneやアップルのパソコン(マック)が欲しくて欲しくてたまらなくなります。自制心に自信のない人は、ボーナスが出るまで手を伸ばさないほうがいいかもしれません(笑)。
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アップルの総合デザイン戦略がわかった!,
By アマゾン五郎 "アマゾン八郎" (東京都千代田区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: iPhoneショック ケータイビジネスまで変える驚異のアップル流ものづくり (単行本(ソフトカバー))
今までiPhioneやitouchという装置そのものにばかりに目を奪われて、なぜ、walkmanがipodのシェアに大差をつけられているかがよくわからなかった。技術では負けていないのにもかかわらず。この本を読んで、実はそこは枝葉末節で、コンテンツの供給まで含む全部のビジネスがないとダメなんだということに気づかされた。この本が言及している、Appleには世界戦略があるという点をよく考えると、なぜトヨタが世界に通用するのに、日本の携帯や音楽プレーヤーが世界に通用しなくなってきたかという疑問が解けた。ただ、第九章が言う3つの視点が日本企業を変える指針になるとしても、実際にこのような大胆な転換を実行できる企業がいくつあるのかは疑問だ。もし、それができるなら、もうすでにそうしているのではなかろうか。このパラドックスを考えると眠れなくなる。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
この本を読んで受けた印象は「アップルの戦略のうまさ」。,
By J-HASE (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: iPhoneショック ケータイビジネスまで変える驚異のアップル流ものづくり (単行本(ソフトカバー))
先日のWWDC 2008で発表された「iPhone 3G」。7月11日には日本でソフトバンクより発売となる。そのとき,いったい日本で何が起こるのか。そのイメージを膨らませるために購入。iPhoneが今までのケータイとはどのように違うのかを検証した。この本を読んで受けた印象は「アップルの戦略のうまさ」。iPhoneを如何に世界に知らしめ,販売していくかというノウハウが非常に精密に計算された戦略のもとで実行されている。そして,それはアップルが今までケータイビジネスに関わらなかったからこそできたことであるとも言える。既成概念に捕らわれることなく,常にユーザーの視点に立って製品作りをする。そして,製品とユーザーとの出会いを劇的に演出する。さらに,製品購入後もユーザーを飽きさせないためのサービスを怠らない。自社のブランドイメージを高めるために,すべての箇所で手を抜かない。それがアップルという会社であり,スティーブ・ジョブズという経営者なのだと実感する。そして,日本のケータイメーカーは,キャリアとの意思疎通がままならず,ユーザーが本当に欲しい商品を作れていない。そのようなメーカーが,果たしてiPhoneに太刀打ちできるのか。iPhoneが発売されてからの日本のケータイ市場の動向は非常に興味深い。また,著者は日本のケータイ市場を嘆くだけではなく,今こそ変わるべきだと述べている。日本のメーカーの技術はアップルと同等かそれ以上である。ならば,アップルを越えることは可能であろう。今こそ日本のケータイ・メーカーが能動的に行動すべきだと激励している。
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