内容紹介
現在のテクノ/ミニマル・シーンにおいて最も影響力のあるアーティストの一人である、RICARDO VILLALOBOSのオリジナルCDアルバムが老舗レーベル・PERLONからリリース!!
アナログでは自主レーベルからの「SEI ES DRUM」、「ENFANTS」でフロアを大いに賑わしていたが、CDリスナーにとっては待ちに待った新作の登場と言えるだろう! オリジナル作品はどの作品を取っても代表作と言えるような独創性に満ちているが、特に06年にPLAYHOUSEからリリースされた2曲合計72分に及ぶ超大作「FIZHEUER ZIEHEUER」は、クラブフィールドという枠を超え多くのミュージック・リスナーを巻き込みセンセーションを起こしたことは記憶に新しい。
DJとしての人気もすさまじいものがあり、LOVE PARADE、TIMEWARPなどの大型フェスをはじめ、ベルリン~ロンドン~イビザ等のビッグクラブには欠かせない存在となっている。作品としてはCOCOONからリリースされた「IN THE MIX:TAKA TAKA」及びLOCO DICEとのスプリットMIX CD「GREEN & BLUE」でクリック/ミニマルMIXのプロトタイプを作り上げ、07年の「FABRIC 36」においては、オリジナル・トラックを惜しげもなく投入し全く独自の世界観を築き上げた。
今作「VASCO」は全4曲で70分以上、またしても通常のテクノ・アルバムの常識を超える長尺の作品となった。冒頭1曲目の“Minimoonstar (Full Session)”は、32分という時間を費やし生音とエレクトロニクスが緊張感溢れる駆け引きを繰り返し流動的に変化していくパーカッシブ・ミニマルの傑作!2曲目“Electonic Water”では、しなやかに打ち付けるタイトなビートとゲーム音的なシンセが摩訶不思議な融合を見せ、3曲目“Amazordum”においては丁寧なプログラミングによる微細で美しいウワモノが耳を捉えて離さない。その余韻に浸る間もなく、終曲“Skinfummel”で幾重にも加工されたヴォイス・サンプルを軸にした奇怪なアブストラクト・ミニマルを展開しフィニッシュ。見事にどの曲も個性が際立ったVILLALOBOSらしい作品に仕上がっている。今や押しも押されぬトップアーティストでありながら、全くもって実験性を失っていないその創作姿勢に脱帽するしかない。2008年最重要作品!!