内容(「CDジャーナル」データベースより)
深遠なサウンド空間の中、研ぎ澄ました三つの音と、性急な歌声が協調とせめぎ合いを繰り返しながら、さまざまな心象風景を語りかけてくる、そんな一枚。そして、各曲のイメージを絵で表現したアート・ブックにより楽曲の世界観はさらに広がる。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ロックの可能性を真摯に追求する3人組で、ほかにない音楽性は同業者たちからも一目置かれている。映像とのコラボレーションなど、絵的なイメージを重要視しているバンドだが、それもサウンドトラックのように風景を思い浮かばせるアルバムがあるからこそ。4枚目となる本作でも、その風合いは結果的には変わっていない。ただ、一つの極みに達した整合感が、自由な思考の下で配置されたような新鮮さも見えてくる。アコースティック・ギターの優しい音色に導かれ、激しいビート感で力強くかき鳴らされる2へ結実する冒頭の流れは象徴的で、この瞬間に音圧や速度だけでは計れない、静と動の振り幅の中で呼吸する決定的なスタンスが見えてくる。フレージング面でのジャジィなアレンジや、ギター、ベース、ドラムの音が寄り添っては離れていくアンサンブルは、その多彩な感情を伝える術だ。自らが作り上げた型を進化させた13の楽曲は、それぞれの視点から世界へのメッセージを発している。 (土屋京輔) --- 2006年01月号