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アイスランドのバンド、シガー・ロスは21世紀のロックの救世主なのか? それとも、シルクのローブをまとい厚底ブーツを履いた仰々しい70年代プログレッシブ・ロックの継承者なのか? 3枚目のアルバム(メジャーレーベルからは初めて)となる本作は、わずかながら両方の面を兼ね備えている。このバンドは前作に引き続き、さまざまなバンドの最も興味深い面を取り混ぜている。U2の賛美歌的要素、Lowの過激なまでのスローコア主義、レディオヘッドのリスナーに向けた意義深いアートを真正直に追求する姿勢、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのギターの質感。その一方で、彼らのサウンドはこの惑星のほかのどんな音楽とも似つかないとも言える。
本作の全8曲はすべてノンタイトルで、各曲の平均収録時間は8分。弓で弾くギターのうめき声のような音がキーボードの奏でる通奏低音と絡み合って滝のようになだれ落ち、その上に、美しく異星人のようなジョンジーのボーカルが漂う。確かに本作はあっと言わせるほどのアイディアに満ちているが、収録曲の半分はお蔵入りになったおどろおどろしい映画音楽のようだ。けれども、この2本の「ソーセージがキスしている」アルバム(他に本作を何と呼べばいいんだ?)の3曲目、6曲目、8曲目、なかでも4曲目は、うっとりするほど衝撃的で賞賛に値する。無駄な手間暇をかけるのさえやめれば、シガー・ロスは時代を代表するバンドになりえるだろう。(Mike McGonigal, Amazon.com)
Album Details
Limited double 180gm Direct Metal Mastering vinyl pressing of this 2002 album from the Icelandic band. Remastered direct from the original master and pressed on heavy weight vinyl audiophile discs. This release is strictly limited and housed in a plastic wallet. Fat Cat.