From Publishers Weekly
前作で説いた成功者の7つの習慣の妥当性はいまも失われていないが、著者コヴィーによると、インターネットに代表される新しい情報・知識労働者の時代が、個人的、組織的卓越性を実現するための8番目の習慣を求めている。「あなた自身の声を見つけ、ほかの人々も彼ら自身の声を見つけられるよう励ましなさい」。著者の考えるリーダーシップとは、「人々に彼らの価値や潜在能力をはっきりと伝え、彼ら自身の価値や潜在能力に気づかせるようなつきあい方をすること」。著者の全人的手法は、まず自分の声、すなわち自分の「ユニークな、一個人としての重要性」を育むことから始まる。自分の声を見つけたあと、どのようにほかの人々を励まし、彼ら自身が積極的に関与していると感じられるような職場を作ればよいのかが、本書の大半を割いて具体的に述べられている。信頼を獲得する、3つ目の選択肢(相手の手法と自分の手法の折衷案ではなく、3つ目のより良い手法)を探す、共通のビジョンを作り上げる、といった事柄もそこに含まれている。気楽に読める本ではないが――ビジネス用語を減らして実際的な例を増やせば、もっと有益で活気のある本になっただろう――著者の考えや理想に基づく組織運営ができれば、きっと多くの人が自分の仕事にいま以上の満足感を覚えるに違いない。
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出版社 / 著者からの内容紹介
『第8の習慣』は、単に『7つの習慣』の続編といった意味合いのものではありません。新たな時代となった21世紀において、世界中の人々が待ち望み、要請した、新しい考え方、概念であり、行動指針なのです。
コヴィー博士が「7つの習慣」を通して説いた「原則」は、ビジネス、政治、学校、家族の中で活躍する何千万という人々が、個人の生き方や組織などにおける社会的な役割を大きく改善するのに役立ってきました。
しかし、世界は常に大きく変化しており、人と人との関係、家族、職場、そして地域が直面している問題や複雑さは、これまでとまったく違ったスケールのものとなっています。
個人そして組織として効果的であるということは、もはや選択肢ではなく、今日の社会を生き抜くためになくてはならない要素になっています。コヴィー博士のいう新たな「知識労働者の時代」の中で成功し、刷新を遂げ、卓越し、さらにその時代を導くためには、これまで発揮されてきた「効果性」を凌ぐ発展をとげなければなりません。人類の歴史におけるこの新時代を表現すると、「偉大さ(あるいは素晴らしさ=greatness)」のための時代ということができます。それは「達成」、「情熱的な実行」、「重要な貢献」の時代と言えるでしょう。
今日のまったく新しいリアリティ(現実)の中で、人間の才能とモチベーションを高めていくには、考え方を大きく変える必要があります。新たなマインド、新たなスキル、新たなツールが必要なのです。一言で言えばそれは「新たな習慣」です。今日の世界における究極の課題は、「自分のボイス(内面の声)を発見すること、そして自分以外の人もボイスを発見できるよう奮起させる」こと。これが、コヴィー博士がいう「第8の習慣」です。
あまりに多くの人々が、自分たちのボイスを一言も発することなく、なんら自分らしい貢献もできずに、フラストレーションを感じたり、失望したり、努力が報われないと感じているのではないでしょうか。「第8の習慣」はそんな魂に対する答えです。「偉大さ」を切望する心、組織の中での存在意義や優れた結果へ
の要請、そして「ボイス」を探し求める心に対する答えです。深くて説得力があり、時を得た本書は、「知識労働者の時代」へ向かって無限な価値の創造へと導くものです。