内容紹介
リファクタリングは、システムデザインの改善や保守性、拡張性、パフォーマンスの向上
など、開発での幅広い有効性が証明されてきました。本書は、データベースシステムのために設計された強力なリファクタリング・テクニックを紹介しています。テーブル構造やデータ、トリガーなどをほんの少し手直しするだけで、どんなデータベースデザインも強化でき、無駄な再作業や余分なコストを省くことができるようになります。また、一連の決まったプラクティスの概略が述べられており、データベースの設計・開発にたいして、アジャイルな手法をどう取り入れるべきかが明確に示されています。不可能だといわれていたデータベースのリファクタリング・テクニックを確立したのは、アジャイル手法の第一人者スコット・アンブラーと高名なコンサルタントピラモト・サダラージ。彼らのおかげで、エンタープライズアプリケーションアーキテクチャに携わる開発者やデータベースの専門家は、自信を持って、しかも安全にデータベース設計に変化を取り入れることができるようになるでしょう。
著者について
スコット W アンブラー
ソフトウェアプロセス改善(SPI)のコンサルタント。アジャイルモデリング(AM)、アジャイルデータ(AD)、エンタープライズ統一プロセス(EUP)、アジャイル統一プロセス(AUP)といった方法論の創始者であり、実践的な指導者。Software Development誌の特別編集委員であり、Software Development、UML World、Object Expo、Java Expo、Application Developmentといったさまざまな国際カンファレンスで講演や基調講演をしている。
ピラモド・サダラージ
エンタープライズアプリケーションの開発や統合を行なうThoughtWorks社のコンサルタント。1999年、エクストリーム・プログラミング(Extreme Programming:XP)方法論を使った大規模J2EEアプリケーションに取り組んでいるときに発展型データベース設計およびデータベース・リファクタリングのプラクティスやプロセスを先駆けて取り入れ、それ以来、そのプラクティスやプロセスを多くのプロジェクトに応用してきている。
訳者について
梅澤 真史(うめざわ まさし)
京都大学文学部アメリカ文学科卒。東京出身。(株)オージス総研、(株)豆蔵にて、オブジェクト指向関係のコンサルティング、システム開発に従事。現在はフリーランスの開発者として、Smalltalkをソリューションに用いた業務を行なっている。2003年度未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ。
訳書に『リファクタリング』『ケントベックのSmalltalkベストプラクティスパターン』(共訳、ピアソン・エデュケーション)などがある。
越智 典子(おち のりこ)
大阪大学文学部文学科卒業。大阪出身。
株式会社オージス総研にてオブジェクト指向技術に携わった後、2001年、同社を退社。以後、フリーランスの翻訳者として活動中。最近の訳書に『パターン指向リファクタリング』(日経BP社)、『オブジェクト指向の神髄』(日経BP社)など。
小黒 直樹(こぐろ なおき)
早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学専攻修士課程修了。東京出身。
ウルシステムズ株式会社にてオブジェクト指向関係のシステム開発業務、コンサルティングに従事している。訳書に『ケントベックのSmalltalkベストプラクティスパターン』(共訳、ピアソン・エデュケーション』)、『パターン指向リファクタリング入門』(監訳、日経BP社)がある。