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うつを見つめる言葉 (単行本)

曽野 綾子 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

自らが、八年間、不眠やうつに苦しみながらも、危機を乗り越えてきた著者が様々なエッセイの中に書き綴ってきた、「自分の心とのつきあい方」。うつを暗いこと、悪いことととらえず、自分も他人も責めない。上手に軽やかに、うつとつきあうための考え方のヒントが満載。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

曽野 綾子
東京生まれ。1954年、聖心女子大学英文科卒業。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。93年、日本芸術院章・恩賜章受章。97年、海外邦人宣教者活動援助講演会代表として吉川英治文学賞ならびに読売国際協力賞を受賞。98年、財界賞特別賞受賞。日本芸術院・会員、海外邦人宣教者活動援助後援会・代表、日本文芸協会・理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 言葉に救われることもある, 2007/5/1
鬱病に長年苦しめられた作者だからこその「言葉」に救われる。
調査によると6割の企業で30代の心の病が急増していると感じると回答しているらしい。
今や心療内科や精神科は予約待ちの状態で患者があふれている時代だ。
数年前には考えられなかったほど鬱病の患者は急増し、自殺者は3万人を超えた。
「生きることが辛い世の中」だけれど、それでも人生は続いていく。

わたし自身、将来が期待されていた弟が鬱病になり家族みんなで苦しんだ経験がある。
鬱病は治療で治る…けれど再発も多い。家族も本人もまだまだ苦しい時間を過ごしている。
「人生をどう考えるか、どう生きていくか」…鬱病ということ、鬱の家族を抱えるということ
…たかが「言葉」されど「言葉」…少しだけ楽にさせてくれる。
少し疲れた頭には文章が1行くらいしかない短い「言葉」だけなのがちょうどいい。
鬱病の人も鬱病の家族を抱える人も、鬱の手前で少し落ち込んでいる人も「言葉くすり」となってくれる本著はおすすめです。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「うつ」から抜け出せるなら, 2009/1/26
「うつ」脱出者のことばを聴きたいと思う。同病相憐れむではつまらないと思うからである。最も象徴的な(比喩表現ながら)「まえがき」のしめくくりがこうだ。
「反省すべきことは反省し、直すことができなかったらカメのように首を竦めて嵐をやり過ごすことにした。そうして私はうつではなくなつた」これだと思った。それが不恰好だ、情けないと思うようだったら、救われない。肩の力を抜いて、みじめな自分を深刻に考えすぎず、カリカチュア(戯画化)出来たら、それが脱出の早道かもしれない、ああ、自分もそうだったのかと、著者の一見、軽薄な言辞を肯っている。本書の寸言をいくつか抜き出しておこう。
「勝気や見栄を捨てた時、人間は解放される」(『人びとの中の私』)
「分裂した心くらいなければ、人間ではない、ということである」(『悲しくて明るい場所」) 
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 心にやさしい本, 2008/10/30
私は重度うつで、ほとんど本を読むことも
テレビを見ることもできなかった頃、
この本に出会いました。

だらだらと文字が羅列されているのではないことと、
一ページ(一文)が優しい響きを持っていて、
その頃の私にも読むことができました。

この本で何度泣き、どれだけ救われたことか。

うつの人には絶対オススメ!
うつでない人にも、もしかしたらプチうつ?
という人にも、
心がふと軽くなる一冊なのではないかと思います。
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