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新たなる「挑戦」 ワタミ(旧ワタミフードサービス)グループを率いる著者が、新たな企業戦略とともに、「ビジネスとは」「社会とは」いかにあるべきかを論じた書。居酒屋と定食屋の中間業態として成功した「和民」は、現在全国に約350店舗を展開、中国・香港へも出店している。2000年には東証1部上場を果たすなど拡大を続ける一方で、著者のビジネス的な視線は教育、農業、環境、介護などの分野にも向けられている。
学校経営は、グループ事業とは別のもう1つの夢だと著者は言う。しかし、一昨年に学校法人郁文館学園の理事長に就任して行った財務改革や提言によって、教育界においても経営者たる著者の手腕が嘱望されている事実を証明してみせた。農業ではどうか。ワタミグループは2002年から有機農産物の生産に取り組んでいる。毎日約7万人の顧客の食の安全を守りたいという思いからだ。15年後には自社農場を拡大し、農業関連の売り上げだけで1000億円を目指すと熱く語る。また、一昨年度環境対策に4億円を費やしたと解説。先進的な試みを通じて得たノウハウを事業化して、やはり15年後には売上高1000億円を目指すと言う。こうした試みは、若い世代に失われた働く意欲を喚起する目的もあるのだとも語る。
(日経ビジネス 2005/04/25 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社 / 著者からの内容紹介
わずか10年あまりで上場を果たした居食屋「和民」を展開する「ワタミフードサービス(株)」。この2005年4月、同社は「ワタミ(株)」へと社名変更する。社名変更に込められた、若き経営者・渡邉美樹の未来への熱き挑戦の動機、そして決意が今明かされる。