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禁じられた歌―ビクトル・ハラはなぜ死んだか
  

禁じられた歌―ビクトル・ハラはなぜ死んだか (単行本)

八木 啓代 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

中学生のとき、偶然、ラジオで聴いたビクトル・ハラの歌。それは、それまで耳にしたことのない、不思議な力と温かさに満ちた歌だった。彼の歌に魅了された著者は、彼の生きかた、死、そしてその意味を知りたいと思うようになり、実際に中南米への旅にでる。死後20年近くをへて、いまもなお世界中で支持されているビクトルの歌。けっして失われることのないその輝きの背後にあるものを、生前のビクトルと交渉のあった人々の肉声をもとに、浮かび上がらせる。

登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: 晶文社 (1991/05)
  • ISBN-10: 4794950810
  • ISBN-13: 978-4794950819
  • 発売日: 1991/05
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 721,904位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 ラテン・アメリカについて知るきっかけになる本, 2006/1/19
ビクトル・ハラというシンガー・ソングライターの生涯をとおして、ふだん我々に入ってくるラテン・アメリカについての報道は、ほんの一面しか伝えていないことに気付かせてくれる。共産主義・社会主義についてのイメージも日本とラテン・アメリカでは大きく異なることがわかる。ラテン・アメリカ各国の現場に飛び込み、多くの友人を持つ著者でなければ書けないことが沢山書いてある。この本をきっかけに、もっとラテン・アメリカのことが知りたくなった。
ちなみにビクトル・ハラは政治プロパガンダ歌手では決してない。彼の音楽は歌詞を抜かしても、他にない魅力を持っていることを記しておきたい。
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22 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 共産主義は解放か?抑圧か?, 2005/2/13
 著者のハラへの愛情が感じられますが、評者としては論があまりに共産主義思想を肯定しているように思います。あとがきにおいて共産主義は終わったという主張は貧者の前では説得力をもたないという主張をされていますが、今日の東西両ヨーロッパを比較すれば自ずからもう解答は出ていると考えます。またハラがチリで共産主義のため戦っているとき、同じ共産主義の名において東欧の、ソ連の芸術家が弾圧されていたという事実を見れは評者はハラを著者と同じように讃えることができません。むしろ軍政による弾圧が彼を浄化したとさえ思うのです。もし彼のその理想が実現したときも、彼は変わらずに民衆の友であったのだろうか、それとも東欧の左翼芸術家のように共産主義下の「宮廷歌手」に成りりはてただろうかと考えてしまうのです。
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