内容紹介
I─「2010年代の『出版』を考える」
IT企業の経営者であり、アルファブロガーとしても知られる橋本大也、文芸評論家、フリー編集者として電子書籍を追い続けてきた仲俣暁生と、早くから出版活動のネット展開を手がけてきた版元ドットコム組合員である高島利行、沢辺均の4人が語る、「電子書籍の可能性」「書き手、出版社はどう変わるか?」。
II─「電子出版時代の編集者」
2009年10月に、アルファブロガー・小飼弾氏との著書『弾言』と『決弾』のiPhoneアプリ版を製作し、自らの会社から発売したフリーライター/編集者の山路達也に訊く、書籍の執筆・編集から電子書籍の製作、そして発売後のフォローアップまで、多様化する編集者/コンテンツ製作者の「仕事」。
III─「20年後の出版をどう定義するか」
電子書籍の権利やフォーマット、教育現場での使用に詳しい東京電機大学出版局の植村八潮に訊く、「書籍が電子化される」ということの根源的な意味、「本であること」と「紙であること」はどう違い、どう結びついているのか?
IV─「出版業界の現状をどう見るか」
出版、そしてメディア産業全体の動向を20年間追い続けている「文化通信」編集長・星野渉が解説する、出版業界の現状と、急激な変化の要因。
V─「編集者とデザイナーのためのXML勉強会」
元「ワイアード日本版」のテクニカルディレクター兼副編集長を務めた深沢英次による、タグつきテキスト、XMLの「基本構造」を理解するための解説。
電子書籍の登場により、出版をめぐる状況はどう変わるのか?
さまざまな分野でその変化の最前線に立つ人びとに、「いま」を訊きました。
詳細な用語解説付き。
【収録原稿の初出一覧】
2010年代の「出版」を考える●イベント「2010年代の『出版』を考える」(2010年2月1日開催)
電子出版時代の編集者●ポット出版ウェブサイト「談話室沢辺」(2010年3月2日公開)
20年後の出版をどう定義するか●ポット出版ウェブサイト「談話室沢辺」(2010年5月10日、11日公開)
出版業界の現状をどう見るか●「図書館政策セミナー」講演「出版をめぐる変化と図書館の課題」
編集者とデザイナーのためのXML勉強会●ボイジャーウェブサイト「マガジン航」(2010年4月28日公開)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高島 利行
語研取締役営業部長/版元ドットコム組合員
仲俣 暁生
フリー編集者・文筆家/「マガジン航」編集人
橋本 大也
データセクション取締役会長/ブログ「情報考学」運営
山路 達也
フリーライター・編集者
植村 八潮
東京電機大学出版局長/日本出版学会副会長
星野 渉
「文化通信」編集長
深沢 英次
メディアシステム・ディレクター/グラフィックデザイナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)