内容紹介
「はせがわくんきらいや」で1976年に鮮烈なデビューを果たして以来、常に絵本の可能性に挑戦し続ける著者、長谷川集平の3年ぶり、待望の新作絵本です。
訳あって母親のいない生活を送る父親と息子。
仕事人間で家庭を顧みなかった父親は、家事もおぼつかず、息子との会話もギクシャクしています。
お互いに距離を感じながら、父親は「大きな大きな船」になぞらえた「時代」の話をし、それを聞くことで、息子も少しずつ自分の思いを語り始めます。
やがて、それぞれが胸に秘めていた母親の思い出を口にしたことで、2人の距離は縮まっていきます。
「ぼくらはみんな、大きな大きな船に乗っているんだ…」と語る父親。
2人の乗った船はどこへ向かうのでしょうか?
著者初の試みである、赤、青、黄3色の水彩絵の具だけで描かれた絵が、作品全体に明るい光と爽やかな風を感じさせます。
カバーそでに書かれたあとがきも、読み応えがあります。
内容(「BOOK」データベースより)
大家族、核家族、ふたり家族…いろんな形の親子がいます。形はちがっても、ごくふつうでも、ぜんぜんふつうじゃなくても、この『おとうさんだいすき』シリーズをまんなかに、親子いっしょに時間をすごしてくれたらいいなあ、と願っています。シリーズ第二弾は、仕事人間だった父さんとむすこ、ふたりの物語です。