ブックレビュー社
為替相場の解説書であるとともに,マクロ経済学の入門書の側面も持つ 「米国の失業率が低下すると,円ドル相場はどう動くか?」。こうした質問に即座に答えられる人はそう多くないだろう。本書では,「米失業率の低下→米インフレ懸念の高まり→米金融当局が金融引き締めに動く→金利上昇予測→米株価の下落要因→米国からの資金流出懸念→ドル安円高」というように,実に分かりやすく懇切ていねいに,ニュースが為替相場に与える影響を解説している。
都市銀行に勤務した後,大学で教べんをとる著者が書き下ろしただけに,実用的であるとともに,専門用語についても基礎の基礎から説明を加えている。ニュースと為替相場の関係について読み進めるうちに,マクロ経済学に関しても理解が深まるように工夫されているのも特徴だ。本書の最後には,「実戦の部」として為替相場に関する30の質問が掲載されており,これを解くことで実力を確認できるようになっているのも面白い。 (ブックレビュー社)
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内容(「BOOK」データベースより)
本書は、日々発表される経済ニュースがどのようにして円相場に影響を与えるのかを、みなさん自身の頭で、論理的に考えてもらおうという意図で書かれています。円相場には、日本とアメリカの本当にさまざまなマクロ経済データが反映されます。そういった意味では、円相場には、日々の経済ニュースに出てくる経済現象が凝縮して反映されます。経済の基本論理を習得するためのトレーニング用教材として、円相場は理想的なものなのです。そこで本書では、円相場の変動を引き起こす典型的なニュースを題材に、用意された問題を解きながら、現実のマクロ経済現象を説明するための論理を学ぶようになっています。