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会社の値段 (ちくま新書) (新書)

森生 明 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本では、「会社買収」に対する違和感を持つ人が多い。しかし、株式会社というのは、そもそも「会社を売り買いする仕組み」ではなかったのだろうか?本書は、会社に値段を付ける、ということはどういうことなのかを根本にまで立ち返って考え、資本主義というシステムの本質から、現在、世の中で何が起こっているかまでを、腑に落ちるまでしっかりと解説。また、「企業価値算定」の基本公式を紹介し、「賢い投資家」になるためのコツをも伝授する。


内容(「MARC」データベースより)

「企業買収」は、カネ儲けだけが目的のマネーゲームだろうか? 「会社の値段」を軸に世の中を読み解く。また、「企業価値算定」の基本公式を紹介し、「賢い投資家」になるためのコツをも伝授する。

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5つ星のうち 4.0 社会をよくする「企業買収」, 2006/2/20
By 革命人士 - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
ホリエモン逮捕、オリジン東秀のTOB騒動など企業買収は否定的な見られ方をすることが多い。、著者は「株式市場はマネーゲームだ」という批判に対し「きちんと企業を値付けできる投資家が育てば、適正な価格が形成され、マネーゲーム的投機家があぶく銭を得ることも株価をつり上げる経営者もなくなる」としている。著者は、誰もが投資をして株主として経営者を選ぶことで、よりよい国、社会を作ることができるとし、本書で企業価値の算定法を解説することで、多くの人へ向け、株式市場への参加を促している。

この考えから、本書では、企業価値の算定法を記し、本書のキモとなっているのが2、5章。2章は数式が多く、5章は簿記の初歩的な知識がないとちょっと取っつきにくいかも知れない。しかし、会社を金の卵を産むガチョウに例え、できるだけ易しい説明をしてくれている。計算方法は上記の2,3章にとどめ、あとは日米の「会社の値段」について、事例を挙げながら、その考え方の違いを書いている。

本書の立ち位置は、株式至上主義、市場原理主義に近いが、決して利己主義的ではなく、「株を買うことは社会を良くする」という考えに、理想主義を感じる。企業買収がテーマだが、一般投資家(とその予備軍)にとって、なぜ投資をするか、どうやって投資をするかを考える上で有益な内容だ。
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「企業価値」からみた企業統治論, 2006/3/4
By picander - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
著者は『MBAバリュエーション』という好著の著者なので、今回の新書はその簡易版かと思って読んだ。
けれど本書はライブドアのフジテレビ買収劇などの時事的な話題を取り上げて、
企業価値の視点から企業統治を論じる独自の構成になっているのが興味深い。
企業価値評価(バリュエーション)の解説はもちろん要点をおさえてシンプルに論じられているが、
むしろ主眼は「会社の値段」というテーマで、企業のM&A、株式市場の様々な出来事を読み解き、
健全な市場経済、企業経営について考えるという、著者独自のコーポレートガバナンス論にあり、そこが本書の魅力と言えるだろう。
特に欧米型の株主主権論者に対して、日本型の企業経営がどのように対峙すべきか明快に論じている。
多くのステークホルダーが富を分かち合うべきであるという日本型の企業統治を当然ありうるものだと擁護しつつ、
同時にそれを機能させるためには株主主権論者に対して論理的に説明する責任を負う必要があるという著者の主張は、
健全な知性と優れた平衡感覚を感じる。
本書のタイトルである「会社の値段」つまり企業価値評価の手法について本格的に理解を深めたいのであれば、
本書はもちろん入門編なので、本書を足がかりに山口揚平氏の『新しい株の本』、
本書の著者の『MBAバリュエーション』、マッキンゼー『企業価値評価』という順序で読まれると良いと思う。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 資本主義経済体制に対する「誤解」を解く本, 2006/3/20
ライブドア事件に伴って、「企業買収(M&A)」「ファンド」は「怪しい」、「株式投資」は「危険」との風潮が蔓延している。しかし、果たしてそうだろうか?本書は、銀行や証券会社にてM&Aアドバイザー業務に従事し、現在法律事務所の顧問を務める筆者が、「会社の値段」を通して、これらの「資本主義経済体制」における様々な現象に対する誤解を解き、あるべき投資家像を模索する意欲作。

マスコミの報道を鵜呑みにする人は、そもそも株式会社制度を理解していないことが多い。しかし、株式会社制度は会社法の定めであることから、難しい本を読まなければならなかった。この点本書は、独特の表現で株式会社制度を伝えている。例えば、起業家がその夢を実現するために必要な資金を調達するため、「会社に値段をつけた仕組みである」これが「社会を革新する新たな事業、産業を生み出していく活力の源となる」、「会社に値段をつけて売り買いする、という意味では株式の上場・公開もM&Aも変わらない」つまり、「会社を上場公開し、不特定多数の投資家が売り買いできる状態にした以上、その時点で会社は売られたことになる」から・・・。その上で、「もっと賢い投資家になろう」、すなわち、ちょっとマスコミが騒いだだけで、株式を買わず預金ばかりしていると、「自分の大事なお金が政治家による無駄な公共事業や銀行の不良債権処理等に使われてしまう」、それよりは「志の高い会社に投資して、人材育成や技術開発を通して、元気で豊かな世の中作りを担おう」と主張している。素晴らしい発想だと思う。是非多くの方に読んで欲しい一冊。
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投稿日: 2006/5/11 投稿者: vrio228

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投稿日: 2006/4/11 投稿者: ぷりうす

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