From Publishers Weekly
冴えた着想、しかもめっぽう面白いこの未来の博物誌(アニマル・プラネット・チャンネルの最近の七回シリーズの手引き書でもある)で、地質学者であり古生物学者のディクソンと、自然史テレビスペシャルのプロデューサー、アダムスは、今から2億年後の地球にはどんな生命が生きているのかに思いを馳せる。惑星進化についてコンピュータを使った約110ものイラストを駆使し、著者たちは、地球全体に広がる超大陸(パンゲアIIと呼ばれる)いっぱいに、青い大きな空飛ぶ翼竜や、発光性のサメ、象の体とイカの触腕と「スター・ウォーズ」のジャバ・ザ・ハットの顔を繋ぎ合わせたような森に住む巨大なイカなどを描き出す。こうした生物は、驚くほど微細な点まで描き出されている。
未来の生物を想像するに当たって、あらゆる科学分野の助けを借りた著者たちは、「未来の植物や動物が、現在ある種から進化しうること、実際にそういう生物がいてもまったく不思議はないと納得できること」を目指したと言う。中にはマンガすれすれのイラストもあるが、ほとんどは至ってリアルで、子どもや若者を夢中にさせずにはおかない。基盤となる研究の質の高さと各章の刺激的な語り口は、ティーン・エイジャーを、そして大人をも議論に巻き込み、挑戦を突きつけるに足る科学情報であることは間違いない。
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc.
--このレビューは、同タイトルのハードカバーのレビューから転載されています。
出版社/著者からの内容紹介
人類滅亡後、どんな生物が地球上で栄えるのかシミュレートした話題の書。象と見違えんばかりの巨大イカなど出てくる生物のCGも魅力的。