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企業価値を創造する会計指標入門
 
 

企業価値を創造する会計指標入門 (単行本)

by 大津 広一 (著)
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Product Description

出版社 / 著者からの内容紹介

企業が中長期の目標として会計指標を掲げるのは、その実現によって企業価値を向上するためである。では、企業はなぜその指標を選んだのか、その目標水準は株主や債権者が満足できるものか、企業はどのような施策で目標を達成しようとしているのか、等に目を向けることで、会計サイドから企業の実態をつかむことができる。本書ではその視点から、ROE、ROIC、EBITDAマージン、フリー・キャッシュフロー、EPS成長率など、10の指標を詳述する。


内容(「BOOK」データベースより)

会計指標は「企業価値向上」のベンチマークとなる。株価に比べて、景気動向に大きく左右されず、企業が十分にコントロールできる指標である。企業は適切な会計指標を目標に掲げることで、自社の向かうべき道筋を明らかにできる。一方、投資家をはじめとするステークホルダーも、その企業が何を目標としているのか、目標水準は妥当なのか、その実現によって本当に企業価値が向上するのかを、具体的に検証することができる。本書では、多くの企業が採用している10の会計指標を、豊富なケーススタディをもとに読み解く。

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22 of 26 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 会計というより企業の戦略を読み取るためのツール紹介, 2005/10/30
ROE、ROAといったよく耳にして、なおかつ定義自体はわかっているが、今ひとつ、企業の活動や戦略と、どのように結びついているのかわからない人に、会計指標を通じた企業の戦略の新しい視点をあたえてくれる本。
たとえばROAは総資本回転率と売上高利益率の2軸に分解し、この空間にポジショニングされる各社の位置が戦略の違いを示しているなど、単なる数字に、企業の意思を反映させた意味を読み込む方法を学べる。
それぞれの指標は、ケースを通じてより生きた説明がされているが、どの指標にどの企業をケースとするのかという観点でも、納得感が高い。たとえば武田薬品とROEなど、企業の重視している指標、その重視の度合いがほかの企業と比べて突出しているところを、上手に選んでいる。またそれぞれのケースは、その企業がおかれた外部環境と戦略について説明され、それとその指標の持つ意味の関連が記述されている。この分析は、一般的なアナリストのレポートよりも、企業のおかれた環境が構造的に記述され、とても参考になる。
経営指標の会計的側面について詳しく書かれた書籍はあったが、このような視点で書かれた本は少なく、また論理の展開の仕方も秀逸で、著者の見識の高さ、論理的な姿勢をうかがわせる。
各ケースで用いられている事実も、最新(2005年の会計数値まで)で、これだけの本を、この短い時間で書き上げたとしたら、本当にすごい著者の執筆能力である。
参考文献、索引、用語集も巻末にあり、難しい会計用語があっても、理解できるように配慮されている。
著者のほかの本もぜひ読んでみたい。
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15 of 18 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 実に分かりやすい良書。, 2006/4/12
この本には、類似書にありがちな、以下の2点が無く、「もどかしさ」「ストレス」を感じることなく、スーと頭に入ってきた。

よくある悪いパターン
1.論理的な緻密さのみを追求する余り、実務に使えそうにない眠くなるような説明が延々と続くパターン(日本の学者にありがち)

2.院生かMBA出たての若手を使って、単に米国の著作物(横文字)を縦に置き換えただけで、読むに耐えない日本語が羅列されているパターン

この本は、会計(というより経営)指標を意識しながら、経営者が資本市場と対話する手順を丁寧に解説している。

「MBAブーム」に反感を抱き、相変わらず「感情に訴求する経営」を続け、日産のリバイバルを「外国人だからできたんだ。日本人には無理。」と断じてしまうような経営者にこそ読んでもらいたい。
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5 of 6 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 経営指標に込められた経営者の意図をつかむ!, 2006/6/25
昨今の経済ニュースで「企業価値の向上」という台詞を耳にするようになった。しかし、たいていの場合は「企業価値=時価総額」くらいにしか認識されていないような気がする。
資本市場を中心にして語りがち(それにニュースとしてはそっちの方が面白く扱いやすい)ために、そんな誤解が生まれる。

しかしそもそも企業価値を計るための財務指標は、
企業がどのような経営環境のもとに置かれているのか?またその中で、どのような価値を提供して、何を目指しているのか?
を考え抜いた上で設定されている。また、そうであるべきもの。

本書は、いわゆるお勉強ベースでの指標の意味するところや数式の解説にとどまらない。
ケーススタディ形式で企業を取り上げ、
「何故この企業は、ROE、ROA、EVAを指標に掲げているのか?」
を経営環境や事業モデルの分析を交えながら解説してくれているので、指標の「ココロ」を知ることができる。
指標のココロ、すなわち、その企業がどんな風に成長したいのか、そのために誰と戦って、何をすべきか。

最近流行の「企業価値向上!」言う台詞は分かったつもりになる意味不明のマジックワード。しかし、要するにその企業がどのように成長したいのか?指標を理解することで企業の成長の方向性を理解することができる。

ただ、コレで財務を勉強しよう!という本ではなく、あくまでも読み物。なんだかうちのマネージャーが勉強になる本だ!とかって言ってたけども、そこまで感動はしなかった。。
あと、会計指標、というよりも「財務指標」が適切では?
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5.0 out of 5 stars 会計指標の辞書として活用できる。
諸会計指標が企業価値を創造出来るかどうかはわからないが、企業価値の表現である事は間違いない。本書は書棚に一冊あっても良い本だと思う。
Published on 2006/12/17 by コンタナトス

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