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告白 (文春文庫) (文庫)

井口 俊英 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

大和銀行巨額損失事件。逮捕された元トレーダーが獄中で綴った本書は、その後の日本の金融機関の破綻を予言する書でもあった!


内容(「BOOK」データベースより)

大和銀行ニューヨーク支店の凄腕トレーダーは、実は970億円もの損失を簿外に隠しつづけていた!1995年7月に発覚した大和銀行巨額損失事件。逮捕されたトレーダーが獄中で執筆した本書は、海外でも話題を呼んだ。米国の刑務所を出所した著者が今日から事件を省みる書きおろし100枚を加え、日本金融業の墓碑銘、堂々の文庫化。

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5つ星のうち 4.0 反面教師として役に立つ, 2007/8/14
著者がどのような取引を行って巨額損失を出すに至ったかを知りたくて読みました。
取引の内容が比較的詳しく語られており、参考になりました。
事件の発覚から結審にいたるまでの人間模様もリアルに描かれており、興味深く読めます。
他のレビューでも指摘されているように、著者は加害者意識が希薄であり、(というよりむしろ被害者意識すらもっており、)
単に自分の損失を隠すために無断取引を重ねたにもかかわらず、「会社のためにやったのになんで訴えられるのか」と
会社に復讐心を燃やしています。
こうして自己を正当化してしまう心理・考え方も反面教師として役立ちそうです。
文章は読みやすく、さらっと読める本だと思います。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 管理職になる人は読むべき, 2004/9/21
By nobu2002 - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
このレビューの引用元: 告白 (単行本)
管理職になる人、特にトップマネジメントになる人は、この本は必ず読むべき本である。著者は、大和銀行巨額損失事件と使い込む事件の犯人である。こういった事件もの本で、犯人が書いたものは、たいていついついやってしまったというようなお決まりものにありがちであるが、この本に関しても同様な流れである。

しかし、他の本と大きく違うのは、具体的かつ詳細にその泥沼に陥っていった過程が書いてあることである。著者が事件の告白を行った後、銀行に守られるような錯覚に陥っていた記述に関しては無性に腹が立つものの、実際にこのような立場に陥った人間ならばこのような反応するのは普通のことであろう。となった場合、企業はこのような事態を避けるべく行動しなければならない。もちろん事件を起こさないように構造考えて行くのが当然のことであるが、事件はどのように注意していたとしても、起こりうるものであり、その後の対処の仕方によっては市場や監督官庁が持つイメージを大きく変わることが可能である。

残念ながら、大和銀行の場合には現状把握に関して非常に甘い見通しを持っており、監査人も職業意識非常に乏しいものであったと言わざるを得ない。自分の部下を信頼するということと、任せきり、丸投げするということが違うということをトップは充分に理解しなければならない。

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20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 狂気の本, 2005/12/3
これは狂気の本です。
この本を読んで、管理体制がどうとか、損切がどうとか言うのはこの本の本質を捉えていません。そういったことに関して、この本は二流です。
この本が凄いのは、罪悪感や謙虚さの欠如から漏れ出る狂気が、著者が図らずも記してしまったと思われる狂気が表されている点です。
信じられますか? この男は自分に自制心があったからこそ損失を30億ドルで止められたのだと、この期に及んで自分を称えています。そもそもの原因は業務でもなんでもない、無断取引を自分が勝手に始めたからなのに、それにも関わらず、です。
本当の狂気がここにあります。ぜひ一読ください。
ちなみに、星が五つでないのは、文章の下手さゆえの−1。
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