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聖女の救済
 
 

聖女の救済 (単行本)

東野 圭吾 (著)
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内容紹介

男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。湯川が推理した真相は「虚数解」だという。


内容(「BOOK」データベースより)

男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は―虚数解。理論的には考えられても、現実的にはありえない。

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5つ星のうち 5.0 タイトルの意味がわかったときゾッとしました, 2009/3/18
By 夢追い虫 - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
犯人はわかっている。でも、その人物には鉄壁のアリバイが・・・。
どうしてその人物に犯行は可能だったのか・・・・。
緊迫感やスピード感は少ない物のただ一つの答えを追い求めるだけのシンプルさで読者をグングン引っ張ります。

最後の方でタイトルの「救済」の意味がわかったときはゾッとしました。
通常ではありえないようなトリックを可能にさせたのは犯人の凄まじいまでの執念・・・。
綾音さん、宏美さん、潤子さん・・・女心の深みを解き明かすには、やはり内海刑事の女性ならではの発想は不可欠だった。
はじめはいつか映像化するために無理やり登場させたキャラに思えたけど、
内海刑事なしではこの事件の本当の意味での解決は不可能だったかも!?
今作の主人公はあくまで女性たち。
トリックの不可能さに驚くよりも、女の情念の深さを読むべき作品だと思います。
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48 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 加賀刑事の守備範囲では?, 2008/11/9
 一読して、東野圭吾の近作にしては珍しい本格ミステリーだと思った。しかし、何となく釈然とせず、もう一度読み返した。二度目は事件のポイントに的を絞って。

 その結果、疑問に思ったこと。
 第一に、最初の現場検証で、警察(鑑識)が〇〇〇を調べなかった(少なくとも証拠保全しなかった)のは不自然。犯人が後から証拠隠滅できるとは…(絶句)。
 第二に、〇〇〇についての説明が微妙。注意深く読むと、痕跡を残さずにトリックを仕掛けることが本当に不可能なのか、明確に検証されたかどうかよくわからない書き方だと思う(作者が意図的にそうしたのだろうが)。

 つまり、あえて言えば、湯川の推理が本当に正しいのか、厳密にはわからないのではないか?
 しかし、この作品はその点を問題にしておらず、湯川の推理は正しいという前提に立って、犯行のトリックは、動機は、と進んでいく。つまり究極的に言えば、これはミステリーではなく、犯人の心情がテーマの一種の恋愛小説なのだろう。

 だとすると、この犯人が、犯行後に自分を守ろうとするとは考えにくい(そのためのトリックではない)。自首するか自殺するか、どちらかだろう。
 あえて罪を暴かれ逮捕されることが、自分への制裁だと犯人が考えたとしても、その場合の追及者は、湯川や草薙刑事の役回りではないような気がする。これは加賀恭一郎刑事の守備範囲だったのではないか。

 そもそも犯行のトリック自体、湯川でなくては解けない謎ではない。きちんと鑑識がサポートすれば、「文系」の探偵でも解決できると思う。『容疑者Xの献身』もそうだったが、やはり「探偵ガリレオシリーズ」の長編である以上、まず、湯川でなくては解けないトリックを周到に準備する、というのが第一条件だと思うのだが。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 TVドラマ版に引きずり込まれちゃったなぁ, 2009/7/27
By があ (大阪市) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
 「容疑者Xの献身」に続く探偵ガリレオの長編シリーズ。
 今回は、TVドラマで活躍した内海刑事が大活躍。草薙刑事の恋模様も絡んで、元々のガリレオシリーズの好きな人、TV・映画版の好きな人、容疑者Xの好きな人の全方向に向けたちょっと欲張りな作品です。

 草薙刑事が容疑者に惹かれていることもあって、内海刑事が登場するのも分かるのですがTV版に比べてあまりにも優秀すぎて、ちょっとちゃうよなぁと思ってしまいます。
 TV・映画版の印象が強すぎて、つい引きずり込まれてしまうんですよね。

 さて、本作は「容疑者X〜」と同様に容疑者が犯罪を犯すまでの経緯の一部を冒頭に記す(といっても、コロンボや古畑のように完全には見せない)ことで、読者は彼女を容疑者としてとらえて読み進めることになります。これは、「疑わしいけれど、どうやったか分からない」という内海刑事と同じような視点になる訳で、これは本当に巧いやり方だと思います。
 トリックがもう一つという声もありますが、トリックよりも湯川が話す「ふつうの人間は、どうやって人を殺すかに腐心し、労力を使う。〜」というアイデアが先にあってしまったんじゃないでしょうか? 虚数解の殺人、アイデアを生かし切れないトリックという感じがしました。

 ただ、冒頭のシーンに仕込まれた仕掛けやタイトルの意味など、ゾクッとする要素は十分に味わえましたので評価は決して低くはありません。「容疑者X〜」を超える作品とは思えないので☆は一つ落としましたが、ガリレオシリーズを知る人にはお勧めできる作品です。
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5つ星のうち 5.0 『聖女の救済』 題名の意味
基本的に話しの流れは冗長だと感じました。
ただし、読んでいて飽きると言うことはなく、まとまりは良いです。... 続きを読む
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5つ星のうち 4.0 読ませてくれる。
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