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八月の路上に捨てる
 
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八月の路上に捨てる (単行本)

by 伊藤 たかみ (著)
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Product Description

出版社 / 著者からの内容紹介

暑い夏の一日。僕は30歳の誕生日を目前に離婚しようとしていた。愛していながらなぜずれてしまったのか。現代の若者の生活を覆う社会のひずみに目を向けながら、その生態を明るく軽やかに描く芥川賞受賞作!他一篇収録。


内容(「BOOK」データベースより)

暑い夏の一日。僕は30歳を目前に離婚しようとしていた。現代の若者を覆う社会のひずみに目を向けながら、その生態を軽やかに描く。第135回芥川賞受賞作ほか1篇を収録。

Product Details

  • 単行本: 122 pages
  • Publisher: 文藝春秋 (2006/8/26)
  • ISBN-10: 4163254005
  • ISBN-13: 978-4163254005
  • Release Date: 2006/8/26
  • Product Dimensions: 7.4 x 5 x 0.7 inches
  • Average Customer Review: 3.1 out of 5 stars  See all reviews (39 customer reviews)
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8 of 12 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 読後の問題提起力。, 2006/10/13
芥川賞作品となるとついつい期待してしまうのが社会的問題との関わり、それから圧倒的に大きなインパクトがある作品かもということ。確かに15年程前に比べたら離婚率は一気に上がり、街を歩けばバツイチに当たるありさまの日本。若い夫婦の気持ちがすれ違っていく様は巧みに描写されており、特に“妻が主人公を噛み付いた”ところで笑ってしまった。男女の愛が憎しみに変化するとまことにオゾマシイ。ただ、ただ……、なぜか感情を抉られないのです。読後にぐるぐると考えさせられてしまうほどの偉大な作品ではなかった。どこかドライで、どこか計算されていて(特に、ラストシーンのカップルが自転車に乗りながら手を繋ぐシーンはわざとらしかった!)、何か具体的なコトを訴えたい気迫みたいなモノが感じられず、ふわふわとしていて心揺さぶられなかった。作者はそれを“現代人の感覚”としてあえて意図されたのであれば、それもまたありかなと納得しますが、何も芥川賞受賞作でなくてもいい気もしてしまいました。ただ、ブルーカラーに焦点を当てている点は好きでした。インテリだけを描くのが文学じゃないから。
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16 of 25 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 結婚生活とは相手の欠点が見える日々, 2006/9/25
By 進藤照光 "進さん" (東京都日野市) - See all my reviews
 8月末とはいえ熱風が体にねっとりとまとわりつく暑い一日。

 自動販売機に商品を補充する仕事をきょうで降りることになった水城に、あす、離婚提出をする主人公の敦が、トラクの中で告白する。

 離婚経験もあって女手ひとつで子供を育てている姉御肌の水城に、自分の離婚に至る顛末を若い敦は言いやすかったのであろう。小生にもその気持ちは分かる気がする。しかも、30歳の誕生日をあすに控えての離婚届けだ。片や水城は再婚を夢見ている。
                        
 敦と知恵子は愛し合い夢を語りながら、そして結婚した。 敦は映画の脚本家を目指してアルバイトを続けている。一方の智恵子は雑誌編集者を夢見ていた。しかし、希望の職種には就けつけなかったが、のちに食品関係企業の出版部門の編集の仕事にありつく。彼女は忙しい毎日を送る。

 何気ない車中での会話なのに、敦と知恵子の心の機微が、心のズレが見事な筆致で描かれている。それゆえに離婚に至るまでの様子が手に取るようによく分かる。しかし、どちらかというと敦の妻である知恵子の方の心の痛みが分かってくれない敦に対しての複雑な心理が、巧に描かれていると思った。

 一日の出来事の中で、結婚から離婚に至る4年間の物語をまとめ上げる実力には感服した。

 結婚生活は、どの家庭でも若年であれ、熟年であれ大なり小なり難問がよくあることだ。 イギリスに「結婚生活とは相手の欠点が見える日々」との格言がある。結婚とはかくも難しいものなのだ。
 
 著者の文章には清涼感があって誠に読みやすい。それに感性と力量を兼ね備えている。 
 同書に収録されている「貝からみる風景」も併せて読まれることをおすすめする。彼の才能と筆力が分かるだろう。

 読んだあと芥川賞作品にしては多少物足りなさを感じたという読者もいるであろう。筆者は若い。今後に期待しょうではないか。


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14 of 22 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars 右からひだりへ、あまりにさらりと。, 2007/4/1
 すらすらと、読みやすい事このうえないのですが、あまりにさらりと通り過ぎてしまって、本をたたんだあと、「・・・さて、なんだったかな。」と、なってしまいました。
 淡々としていながら、だからこそ反って、着実に、流れ出してしまうことを止められないやりきれなさと言いますか。そのようなお話だったと思うのですが。
 このように右から左への空気ならば、芥川賞、という仰々しい冠がある表題作より、もう一編の『貝からみる風景』のほうが、素直に受け取ることができます。とにかくさっさと読んでしまえますので、「読みたいけど疲れるのはやだ。」と、いう場合にはちょうど良い具合いでしょう。
 
 
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1.0 out of 5 stars 芥川賞の本は面白くない
芥川賞受賞作。

でも、全然面白くなかった。
たった1日の日常で、いろんな感情が動いているのはわかった。... 続きを読む
Published 18 months ago by ネコ☆

3.0 out of 5 stars あまりに現実的
結婚も離婚もしたことないけど、人と向き合って行くってこういうことなのかなー。と思う。痛いし、つらい。日常を積み重ねていくうちに、少しずつずれていく(「枝には百も... 続きを読む
Published 20 months ago by mountainmania

4.0 out of 5 stars どこかの監督さん、是非映画を作ってくださいませ。
同作品と『貝からみる風景』の
2作から構成されている。

共に、何処かにありそうな、... 続きを読む
Published 23 months ago by septaka

3.0 out of 5 stars どんより小説だからこその良い読み方
「けむり詰めって知ってる?詰め将棋の一種で、こっちががむしゃらに攻めまくんの。... 続きを読む
Published 23 months ago by ひらつか

1.0 out of 5 stars 何が書きたいのか分からない
まったく深みのない本と言っていいでしょう。作文として提出したら、小学校の先生にも駄目だし食らいそう。

絶対にお勧めできない一冊。
Published on 2007/11/14 by いんこ

2.0 out of 5 stars 残念。
一体いつから、芥川賞は、このような取るに足らない作品を評価するようになってしまったのか。
残念でならない。... 続きを読む
Published on 2007/4/27 by 猫村しず

3.0 out of 5 stars 路上に捨てる。
表題作と、「貝から見る風景」の二篇。
最近の小説は、テーマがわかりにくい。
表題作は、「離婚、結婚」を題材にしているけど、離婚そのもの... 続きを読む
Published on 2007/4/1 by いじさま

1.0 out of 5 stars つまらない・・とにかくつまらない
芥川受賞というイロメガネで手に取ったからだろうか。
期待はずれ。つまらない。退屈。暗い。
まず、文章力がないので、途中、... 続きを読む
Published on 2007/3/11 by 陽子

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