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煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア)
 
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煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア) (新書)

by 多崎 礼 (著)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

ここ十八諸島では冬至の夜、漂泊の語り部たちが物語を語り合う「煌夜祭」が開かれる。今年も、死なない体を持ち、人を喰う魔物たちの物語が語られる第2回C★NOVELS大賞受賞作!


内容(「BOOK」データベースより)

十八諸島の世界を巡り、世界各地で話を集め、他の土地へと伝え歩く。それが我ら語り部の生業。冬至の夜、我らは島主の館に集い、夜を通じて話をする。それが煌夜祭―年に一度の語り部の祭。お話ししよう。夜空を焦がす煌夜祭の炎壇でも照らすことの出来ない、真の闇に隠された恐ろしい魔物の物語を…廃墟となった島主の館で、今年もまた二人だけの煌夜祭が始まった―!第2回C・NOVELS大賞受賞作。

Product Details

  • 新書: 219 pages
  • Publisher: 中央公論新社 (2006/07)
  • ISBN-10: 4125009481
  • ISBN-13: 978-4125009483
  • Release Date: 2006/07
  • Product Dimensions: 6.8 x 4.3 x 0.5 inches
  • Average Customer Review: 4.8 out of 5 stars  See all reviews (13 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #35,911 in 本 (See Bestsellers in 本)

    Category Ranking:

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15 of 16 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 価格以上の価値, 2007/4/4
筆力が新人離れしている。

世界観の構築も自然に、そして新人にありがちな難解な比喩も特になく、熟練の書き手かと思った。
あとがきにもあるが、筆者は17年間もデビュー出来なかったので熟練なのはあながち間違ってはいないだろうが
そのことは信じられないのと同時に、非常に残念に思った。

構成が絶妙だった。

一つ一つ語られる話も簡潔にまとまっていて良いのだが、
(個人的には「魔物の告白」が良かった)
これがただの短編集だったら大賞受賞には至らなかったと思う。
読み進めていくうちに、もしかしたらこの話は前の話と対応しているんじゃないか、繋がっているんじゃないか、
もしかしたらこの語り部は本当はこの話の登場人物なんじゃないか、など読み手に様々な推測をさせる。
そして物語は静かに収束し、終わりを迎える。
決して嫌味にならないこの作りはまさに構成の、書き手の勝利だと思う。

とにかく、数ページ読んだらページを繰る手が止まらなくなった。おすすめです。
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13 of 14 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars おもしろかったです!!, 2006/8/4
By pfeil (香川県) - See all my reviews
第二回C・NOVELS大賞「大賞」受賞作。
一見短編連作風と見せかけて、すべての物語はつながっていたんだという話。
形式としては、煌夜祭に偶然出会った二人の語り部が、互いの知っている話を交互に話していくという形になっています。けれど話していくうちに、二人の物語は微妙に重なり合うところがあって、話を聞くうちに語り部たちは互いの正体に気づきはじめる。
二人の話に共通しているのは、魔物。見た目は普通の人間だが、日の光を嫌い、冬至の夜に人を食らう。そんな魔物となってしまった人たち、魔物と出会った人の話が語られていきます。

久々に良作でした。おもしろかった!名前が少々覚えにくいのが難といえば難ですが、読んでいるうちに慣れました。
実は初めから張られていた伏線に気づいたときは驚きでした。一度ならず、二度三度と読み返してほしいです。
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11 of 12 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 煌夜祭の夜が来る……, 2007/2/26
By セン "リン" (岡山県&広島県) - See all my reviews
おとぎ話のような短編の間に、語り部と聞き手の話が入っているという『千夜一夜物語』タイプの物語です。
誰もいない館で、二人の語り部が夜通し互いの物語を聞かせ合うというシチュエーションだけでも引き込まれますが、
さらに、どちらの人物も偽名と仮面で正体を隠しているというミステリ調の設定を加えているのが秀逸。

メインテーマは、魔物と人間、異なる二種族の接触。
人を食う罪に葛藤する魔物、魔物を愛し憎悪する人間、といった要素は特に珍しいものではありませんが、
魔物絡みの争いを描くマクロな物語と、それでも互いを求めてしまう個人同士のミクロな物語の配分が絶妙で、
各短編に配置された伏線を読み解いていくという楽しさも相まって最後までハイテンションで読めました。

ストーリーの腰を折ることなく自然に情報がばらまいてあり、
読み進めていく内に、悲しい宿命を背負って生まれてくる『魔物』と、
不思議な世界『十八諸島』のことがすんなり理解出来るようになっているのも見事。

魔物はなぜ生まれてくるのか?
素性を隠した二人の語り部の正体は?
語り部の宴――煌夜祭、その真の目的は?
数々の謎を解き、物語は静かに幕を閉じます。

ここ近年で読んだ一冊完結物の中では、ぶっちぎりでトップですね。
ファンタジー好きを自認する方は、必ず一度は読んどきましょう。
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Published 18 months ago by 考えるサラリーマン

5.0 out of 5 stars 密かな驚きをもたらしてくれる
目次を見た段階では、短編集かと思った。短編集としても、それなりに面白い。... 続きを読む
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Published on 2007/2/2 by 菜文

5.0 out of 5 stars 久々のヒットでした
... 続きを読む
Published on 2006/12/17 by よるたね

4.0 out of 5 stars 良作
短編連作のような形を取りながら、その実、
ひとつの物語を形作っているこの作品。
パズルを組んでいくような面白さがありました。... 続きを読む
Published on 2006/11/7 by rere

5.0 out of 5 stars 凄い!
新人は結構チェックしているのですが、久しぶりに熟練した書き手の作品に会いました。語り部の語る夜話。夜話の中に出てくる魔物。絡み合う歴史と、国々。魔物と語り部の正... 続きを読む
Published on 2006/8/1 by ナオ

4.0 out of 5 stars やられました。
C★NOVELSの第二回大賞受賞作です。
前回の大賞がたいした事なかったので、ナメてかかりました。
すみません、面白いです。... 続きを読む
Published on 2006/7/30 by 那岐

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