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スカイ・クロラ (中公文庫)
 
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スカイ・クロラ (中公文庫) (文庫)

森 博嗣 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

僕は戦闘機のパイロット。飛行機に乗るのが日常、人を殺すのが仕事。二人の人間を殺した手でボウリングもすれば、ハンバーガも食べる。戦争がショーとして成立する世界に生み出された大人にならない子供―戦争を仕事に永遠を生きる子供たちの寓話。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

森 博嗣
1957年愛知県生まれ。工学博士。国立N大学工学部建築学科助教授として勤務するかたわら、1996年、『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞し、ミステリィ作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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164 人中、143人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 これは最終巻ではありません, 2008/5/21
これが最終巻だとレビューを書いている人がいますが、これは誤りです。
出版された順に並べると以下のようになります
『スカイ・クロラ』
『ナ・バ・テア』
『ダウン・ツ・ヘヴン』
『フラッタ・リンツ・ライフ』
『クレィドゥ・ザ・スカイ』
敢えてはじめから時系列順に読む必要性は無いでしょう。
これからスカイ・クロラシリーズを読もうと思っている方は参考にしてください

*追記
全体として読んだときのストーリの最終巻は確かに本巻なのですが、やはり出版順に読むのがベターです。
いきなり時系列順に読んでしまうと楽しめないトリックも多いからです。
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29 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 解説を少しだけ,小説を読んだだけですが, 2008/9/5
By 点と線 (東京都新宿区) - レビューをすべて見る
  航空機は、空気の中を滑りながら飛んでいる。車の走行とは明らかに異なる。トラクターやプッシャー。前者は翼の前にプロペラがあり機体を引く。後者は先尾翼となりプロペラが機体を押す。=散香の特性が分かるだろうか。かつて私も戦闘機の仕事をしていた。

 エルロン(主翼の外側にある舵)は機体を左右にひねる。=ロールを打つ。
 ラダー(垂直尾翼の舵)は機体を左右に振る。=ロールを打つ方向へラダーをあてれば急降下に入る。
 エレベータ(垂平尾翼の舵)は機体を上下に振る。=エレベータを引けば機体は上を向き、それまでの速度エネルギーが高度という位置エネルギーに置き換わる。そのままの姿勢で推力(速度エネルギー)がなくなれば失速となり、逆にこれを利用して滑りながらターンを打つ。
 フラップ(主翼内側の舵面)は、低速時の揚力を稼ぐ、もしくは高速時において速度エネルギーを揚力エネルギーに変えて、結果としてブレーキの役割をなす。
 これらの舵と重力や遠心力の立体的な組み合わせ。  
 こうしたハード面。普通の人に分かるわけがないのだが、本小説にはほとんど解説がない。

 また、キルドレ達の少し変わった内面。記憶がないか、まるで植えつけられたかのような記憶の断片。シリーズにおけるパラレルな記憶、そして生死感。クローンの暗示か。主人公の一人称は総て「僕」。こうしたソフトの面
 ハードとソフトの両面が分からないと、全くつまらない話。多分☆2つ以下の価値。

 しかし、その両面が理解できた瞬間、彼らが空戦することを「踊る」「美しく踊りたい」という「本当の意味」を知る。
 散香(サンカ)を飛ばす水素(スイト)は酸化水素、つまり水となり大空に溶け込む。
 そして、クレィドゥ・ザ・スカイのエンディング。ブーメランの意味。キルドレ達の連鎖。正に「メビウスの輪」が出来上がる。

追記 これが森氏のテーゼではないとするコメントがあったが、同氏の「トロイの木馬」は同様のテーゼが流れていると思う。
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 底辺に流れる厭世観をどう感じるか, 2008/8/21
By showtime (東京都豊島区) - レビューをすべて見る
森博嗣がミステリではなく、純文学(?)に挑戦したという感じだろうか。

「すべてがFになる」「有限と微小のパン」で
普通の人とは異なる時間の過ごし方をして、
普通の生活では幸せは得られないとでもいうような、
ある意味厭世観にも近い雰囲気があったと、
個人的には思っているが、
ミステリにおける謎解き等も取っ払った分、
その厭世観が純度を高めて、より如実に出た作品と言えるだろう。

それをどう受け止めるかが
この作品の好き嫌いを決めるところだと私は思う。
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投稿日: 28日前 投稿者: 零

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