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現代アメリカのキーワード (中公新書)
 
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現代アメリカのキーワード (中公新書) (新書)

矢口 祐人 (著), 吉原 真里 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカに関する情報は大量に流通しているものの、私たちのアメリカ理解は今日なお、一面的、表層的、さらには因習的でさえある。アメリカではごく普通であったり、激しい議論の焦点になっている事柄でも、日本では話題に上らないものも多い。「九・一一」同時多発テロ以降、アメリカ社会におこった深刻な変化を視野に入れ、超大国の現状を最新の情報と明快な分析で提示する。二一世紀の世界を考えるための小事典。


内容(「MARC」データベースより)

「9・11」同時多発テロ以降、アメリカ社会におこった深刻な変化を視野に入れ、超大国の現状を最新の情報と明快な分析で提示する。21世紀の世界を考えるための小事典。

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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 アメリカ社会内部での批判的スタンスの意味を有機的に描き出す, 2006/11/5
By Bibliothekar (名古屋市) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
アメリカ社会において大学教師や学位を持った研究者たちの役割は、社会を護るために絶えず反体制的なスタンスを維持しなければならない、という不文律がある。これは旅行者的視点では全く見えてこない。今年なくなった聖書学者ヤーロスラフ・ペリカンの著書「大学とは何かに」(邦訳あり)には最初に書かれている。これは空念仏ではなく、アメリカで暮して大学教師や大学生や院生などと政治的な議論をしてみると実感できる事実である。本書はその視点で書かれているために、編者たちが前書きである種の偏りを感じるであろうという断り書きが付されている。30年前の学生紛争以降、大学の社会的役割の中からリベラリズムが消滅した日本とは雲泥の差である。日本の高等教育論は所詮輸入学問的範疇を超えられないのか、という逆説すら感じさせる。
グローバリズムはただの標語ではなく、国際政治を含めてアメリカを中心とした政治経済で発生している世界共通現象を指すとも言える。それは現在進行中のイラク戦争、北朝鮮問題、いづれにしろ世界の多極化として捉えるなり認識基盤も様々であろうが、その背後にはアメリカの政治経済のみならず文化や社会の動きが多数ある。その根源を移民国家アメリカ合衆国での社会現象を分析することで再把握しようとする試みともいえるのが、本書に選ばれた81のテーマで書かれたエッセイである。エッセイはアメリカ人の著者が多数執筆しているので、日本的なステレオタイプを排することに成功している。またエッセイごとに最新の参考文献をインターネットの情報資源とともに紹介するなど値段に較べると使える情報を満載した1冊で、数年前に出た「事典現代アメリカ」に引けを取らない緻密な編集といえよう。
地域研究は傍観者の視点ではなく、在住者の視点でかかれない限り、社会的な意味は希薄になる。それを長年のアメリカ研究を通して書かれた好著である。索引も実に充実している、短いが読み応えのあるエッセイが多い、熟読に値する。

中間選挙最終日まで後2日のニューヨークにて。
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 アメリカの断片を垣間見れる一冊, 2006/9/4
By 革命人士 - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
毎月大量にアメリカ本が出ているが、本書を読んで、当たり前ながら、米国nについて知らないことばかりだと実感した。米国本が大量に出ていると言っても、それは政治や経済、映画など限られた国際的な部分だけで、テレビや芸術、国内政策などは余り興味の対象にならない。また、人種や同性愛が、おそらく日本で考えられている以上に神経質な問題だということも知られていない。9・11以降の米国をテーマにしたと言う本書は、米国の全体像をつかむことは困難かも知れないが、全体像に近づくために必要な、多くの断片を与えてくれるだろう。

本書を読んで、常盤新平や池澤夏樹らが22年前、本書と同じように米国のキーワードを集めて出版した現代新書の「アメリカ情報コレクション」を思い出した。まだベトナム後遺症が残る時期だったとはいえ、「コレクション」に50年代のアメリカ黄金期の光跡を感じさせる明るいキーワードが多かったのに対し、本書には9・11後に大きな影響を与えているマイナスの要素のキーワードかプラマイ両面あるキーワードが多い。著者らのキーワード選択もあるだろうが、それ以上に明から暗へという米国の変化のせいなのかも知れない。

余談だが、本のデザインも中公新書と思えない程きれいに作られている。キーワードはABC順で、ページの端が16のカテゴリーで色分けされており、読者が辞書的に読むことも可能と、利便性も高い。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 執筆者のポジションを明確にしている点が実に潔い, 2006/11/22
 これ、事典の体裁を採ってるけど読み物として充実してる。読み応えがある。この本読む人は「まえがき」に丁寧に目を通すべし。この本のスタンス、特徴が要領よくまとめられている。アメリカって国を客観を装って評すことなんか出来ないってことで、執筆者達のおおまかなポジション(政治的左派)を明確にしている点が実に潔い。読む側も、「そういう視点から見ているのだな」というのがわかり、飲み込みが早くなる。
  これの日本版作っても面白いな、と思ってINDEXを眺めるとき、日本版からは外されるだろうキーワードが「セックス&ジェンダー」「マイノリティ&人種」「宗教」だろう。そして通読すると、この3つのキーワードがまさにアメリカという国を形作っていることがわかるのだ。
  そして、アメリカって「超」が付く位、民主主義と資本主義の国だってこともよくわかる。
  81のキーワードを、自分が知っていた事柄、知らなかった事柄という軸と、日本に影響のある事柄、あまりない事柄という軸で四象限にしてみると面白いかもしれない。ほら、意外に知らないけど影響あることってあるんだよなぁ、○○とか××とか...
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5つ星のうち 4.0 少々辛口の現代アメリカ批評

 アメリカの現在をみつめる上で鍵となる言葉を81集めて概説した横組みの一冊です。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/21 投稿者: yukkiebeer

5つ星のうち 4.0 面白い。
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