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遮光 (単行本)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

愛する者を失った「私」は、他人が知れば驚愕する、ある物を持ち歩いている。しかし、それは狂気なのか――注目の新鋭の衝撃的な力作。



内容(「BOOK」データベースより)

愛する者を失った「私」は、他人が知れば驚愕するような、ある物を持ち歩いている。しかし、それは狂気なのか―新世代作家の鋭利な意識が陰影濃く描き上げた喪失と愛の物語。芥川賞候補作。

登録情報

  • 単行本: 157ページ
  • 出版社: 新潮社 (2004/7/1)
  • ISBN-10: 4104588024
  • ISBN-13: 978-4104588022
  • 発売日: 2004/7/1
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 瓶のなかにあるもの, 2005/5/20
By tkselement (山口県) - レビューをすべて見る
(TOP 50 REVIEWER)   
 「私」の美紀にたいする思いを、真実なのか狂気なのか純愛なのか、主人公自身もよくわからないまま進む話に、めげて暗くなりそうな内容なのですが、どかこ心に訴えてくるものがこの小説にはありました。
 まさに現代的な狂と哀が複雑に入り組み、その中心にはぽっかり穴が開いていて、そこに何があるのか? 「私」はどこにでもいる人間かもしれません。この男の考え方を完全否定できない複雑な心境の読後です。
 今年の芥川賞候補作の中では一番、わかりやすく面白い作品だと思います。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 この作者は戦っています、応援したくなります。, 2005/2/26
主人公はつらい過去をもつ、虚言癖のある若者。恋人に死なれ、死体からある部分を切り離し、肌身離さず持つ。自分がなかば狂っていることを自覚しているぶん、まわりにそのことを悟られないために演技のごとくふるまう。そのために、ウソも連発する。自分は面白くも無いのにまわりが喜ぶことを口にする。その点は、自意識が肥大した若者を主人公にした最近のある芥川賞候補作に似たところがある。この意識と無意識を揺れ動く主人公の内面世界は面白く感じられた。ただ、最後のほうに主人公の暗い過去についての記述があるが、そのような狂っていることへの理由付けみたいなものはないほうが面白いと思った。狂っているのはこの主人公か、それとも現実の今の世界なのか。考えさせられた。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 行き場を失った若者像, 2008/9/4
By Tochitli (埼玉県) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
ゆがんだ若者像を見事に描いた作品。

本当の自分とは違う全く違う人間を演じ、それを死んだ恋人の指を持ち歩く主人公の不気味さ、そして執着が最近おこる猟奇事件の犯人像を見ているようでぞっとした。

恋人を愛しているより、恋人を愛している自分に酔い、他人を殴る自分に憧れ、それでいて孤独を何よりも怖がり、たとえ嫌な人間でも一緒にいることを望む。

そんな姿がゆがんだ現代社会を象徴しているような作品だった。

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投稿日: 2006/5/13 投稿者: するめいか

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投稿日: 2006/5/10 投稿者: 理系の文系

5つ星のうち 5.0 ショボくなくていい
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投稿日: 2006/1/19 投稿者: ミルクの口紅

5つ星のうち 2.0 純文学・・・・というのでしょーか?こーゆーの。
なんともいえない暗い話にしたかった作者の気持ちはわかるのだけれど、なんていうんでしょうか?なんか作為的なものを感じるんです。やたらと現実離れしたものを並べ立てて... 続きを読む
投稿日: 2005/7/14

5つ星のうち 3.0 愛する者を失う悲しみがあふれている
本当に悲しいことは否定したい。喪ったという事実も受け入れられない。彼が持ち歩いていたものは、美紀そのものだった。「いつも一緒にいたい。」「いつも存在を感じていた... 続きを読む
投稿日: 2005/5/8 投稿者: ゆこりん

5つ星のうち 3.0 芥川賞は近い。(次か??)
死んだ恋人の指を持ち歩く。
「純愛か?」... 続きを読む
投稿日: 2005/4/25 投稿者: アルムオンジ

5つ星のうち 3.0 混沌とした世の中をあらわす作品
指を切る
なんだか怖いです。... 続きを読む
投稿日: 2004/12/24 投稿者: saweb-behappy

5つ星のうち 3.0 人は何故嘘をつく?
かなり不気味な作品だった…。最後の作者コメント読んで少し納得したけど、なんだかな・・。主人公の彼女が亡くなります。彼女が安置されている病院に行き事故でバラバラに... 続きを読む
投稿日: 2004/12/22 投稿者: maru

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