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マネートレーダー銀行崩壊 (新潮文庫)
 
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マネートレーダー銀行崩壊 (新潮文庫) (文庫)

ニック リーソン (著), Nick Leeson (原著), 戸田 裕之 (翻訳)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

28歳の青年トレーダーは、飛ぶ鳥を落とす勢いだった。豪華な住まい、破格のボーナス、美しい妻。だが、ふとした損失を補填したことを契機に、彼は隠蔽を重ね、一挙に転落してゆく。1995年2月、このたった一人の男のために、英国最古のマーチャント・バンクは一夜にして崩壊した。小説を凌駕するスリルに満ちた、稀代の犯罪者の獄中手記。


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How could one trader bring down the banking empire that had funded the Napoleonic Wars? This is the story of Nick Leeson, the young gambler who found himself sucked into a terrifying spiral of loss. Disingenuous but nevertheless compelling, this is a portrait of Leeson -- the working-class boy who lived high, at least for a while, in an upper-class world -- and of Barings, banker to the English peerage, but also of the organized chaos that is the Singaporean money market.
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

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5つ星のうち 3.0 成績よりも大事なもの, 2006/10/16
著者ニック・リーソンは、国際市場間の裁定取引を利用して、英国の老舗商業銀行であるベアリングズをたった一人で破綻に追い込んだ人物である。その彼自身による「自分一人のせいじゃない、誰もチェックをしなかったのが悪いんだ」という言い訳を綴ったのが本書である。

確かにその主張はある面で正しい。自分以外の誰かが自分の仕事をチェックすること、それが組織で仕事をすることの意味でもあるからだ。彼が利益を出していた頃の評価に安住したまま監査を怠ったベアリングズは破綻やむなしだろう。しかしだからといって、自らルールを破った責任から免れることはできない。やはり彼は超えてはならない一線を超えたのである。

成績は低いより高い方がいい。しかし世の中には成績よりも大事な「ルール」がある。残念ながらこの手記の中では結局最後までそのことに正面から触れられることはなかった。だからこの本も、誰しもが読んでいい本ではない。倫理観を確立している人向き、とまでは言わないが、少なくとも「ルールを遵守する」ことに思いをはせることのできる人に読んで欲しい。
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