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黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)
 
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黄金を抱いて翔べ (新潮文庫) (文庫)

高村 薫 (著)
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内容(「BOOK」データベースより)

銀行本店の地下深く眠る6トンの金塊を奪取せよ。大阪の街でしたたかに生きる6人の男たちが企んだ、大胆不敵な金塊強奪計画。ハイテクを駆使した鉄壁の防御システムは、果して突破可能か?変電所が炎に包まれ、制御室は爆破され、世紀の奪取作戦の火蓋が切って落とされた。圧倒的な迫力と正確無比なディテイルで絶賛を浴びた著者のデビュー作。日本推理サスペンス大賞受賞。

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5つ星のうち 5.0 黄金、大好きさ!!, 2003/1/15
高村薫の本の中で、というか今までに読んだ本の中で一番好きです。ただよく言われている様に情景描写がかなりくどく、私も初めは読む気をそがれてしまいましたが、最後まで読むとこの作品に対する評価が180度変わりました。残り4~5分の1くらいから最後まで、何度読んでもずっと泣きっ放しです。悲しい話ですが、優しい気持ちになれる本だと思います。個人の好みとして、一般に秀作とされる《リヴィエラを撃て》よりも断然いいと思います。登場人物もそんなに多くなく、覚えるのは苦になりませんしね。あらすじを見てとっつきにくいと感じた女性の方は、いっそモモ&幸田さん&春樹の三つ巴をメインだと思って読みましょう(笑)。

実際こうなのかは分かりませんが、男性の登場人物の心情関係が丁寧に描写されているので男の方にもお薦めです。工具・機械好きの方もどうぞ。進むにつれてどんどんグチャグチャな展開になっていきますが、投げずにきちんと幸田さんの行く末を見て欲しいです。とにもかくにも読んでみない事には始まらないので、是非ご一読あれ!(そして周りの人に布教しまくりましょう!!)

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5つ星のうち 3.0 何年経っても印象に残っている, 2008/3/22
3年くらい前に初めて読んだにしては物凄い印象を残している作品。
とにかく強盗ものにしても夢のある内容で、手口も普通な術とは一線を画した常軌を逸したもの。他の方も書かれている通り緻密すぎるが故の説明口調が長々続くところはあるがそこは飛ばし読んでしまえばよい。大阪の街の構造を知らない人にとっては面白くない描写がながなが続く箇所もありますが知っている人からしたら頭の中で場所を思い出しながらより一層楽しめる。
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 高村薫、記念すべき初めの一歩, 2005/4/18
 後から出版された本が次々と高い評価を受ける度に、その評価が低くなっているような気がする、一寸気の毒な高村薫のデビュー作。氏の書籍はすべて読み、作品を重ねる毎に「凄み」を増すのを実感したが、やはり、原点はここにある、と思い至った。
 また、理屈抜きに気に入った作品でもある。ストーリー展開のテンポの小気味良さ、「現代の金塊泥棒」という懐古趣味的で洒落っ気のあるテーマ、怪しげで魅力的な登場人物のキャラクターと目的達成の過程における彼らの人間模様の変化。これらに詳密なディテールと観察力豊かな描写が合わさっているから、何度でも読み耽りたくなる。
 高村文学の原点を感じるのは、登場人物のキャラクターの傾向、ストーリーの構図が、その後の作品に受継がれているところ。デビュー当時より、評論家各氏に「ミステリーなのに動機が曖昧」と指摘されているが、それは、高村氏が書きたかったのは単なる「手品の種明かし」ではなかったからだろう。むしろ心理分析やプロファイリング等、現代科学の英知を束にして挑んでも割り切れない「人間」という不可思議な生物、そしてその人間が構成する「社会、組織」という魔物を、これもまた人間特有の「犯罪」という切り口から、読者の前にさらけ出そうとしている印象を受ける。だから、どの「ミステリー」も動機が不明確で、疑問は疑問のまま残り、明快で万人安堵な結末を迎えないのだろう。
 後に「レディージョーカー」というスケールの大きな物語が生まれたのも、この作品という初めの一歩があればこそ、と思えてならない。
 
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5つ星のうち 2.0 一応読んでおいてもいいかも。
この物語は、銀行から金塊を強奪する男たちの話・・・と聞いて
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投稿日: 2006/3/25 投稿者: 獅子丸

5つ星のうち 5.0 高村薫、記念すべき初めの一歩
... 続きを読む
投稿日: 2005/4/18 投稿者: ihug

5つ星のうち 3.0 圧倒的な緻密さ
高村薫氏のデビュー作になるわけであるが、デビュー作から高村薫だったというわけか。
「正確なディテイル」とあるが、確かにその通りである。金塊強奪計画が開始さ... 続きを読む
投稿日: 2005/1/29 投稿者: たこやき21

5つ星のうち 4.0 安息の地をみつけたか
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投稿日: 2004/4/12 投稿者: sevensea123

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