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私小説 from left to right (新潮文庫)
 
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私小説 from left to right (新潮文庫) (文庫)

by 水村 美苗 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

「美苗」は12歳で渡米し滞在20年目を迎えた大学院生。アメリカにとけこめず、漱石や一葉など日本近代文学を読み耽りつ育ったが、現代の日本にも違和感を覚え帰国を躊躇い続けてきた。Toreturn or not to return.雪のある日、ニューヨークの片隅で生きる彫刻家の姉と、英語・日本語まじりの長電話が始まる。異国に生きる姉妹の孤独を浮き彫りにする、本邦初の横書きbilingual長編小説。野間文芸新人賞受賞。


内容(「MARC」データベースより)

日本を遠く離れて20年。異国の地アメリカに暮らす姉妹を結ぶ電話線を、英語まじりの笑いとため息が今日も往き来する。漱石や一葉の日本に恋焦がれる妹、アメリカ人になりきれない姉。前代未聞のバイリンガル私小説。* --This text refers to an out of print or unavailable edition of this title.

Product Details

  • 文庫: 460 pages
  • Publisher: 新潮社 (1998/09)
  • ISBN-10: 4101338124
  • ISBN-13: 978-4101338125
  • Release Date: 1998/09
  • Product Dimensions: 5.9 x 4.2 x 0.8 inches
  • Average Customer Review: 4.1 out of 5 stars  See all reviews (19 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #143,870 in 本 (See Bestsellers in 本)

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20 of 21 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars この本にも大いなる感銘を受けました, 2002/11/28
『本格小説』を読み、自分でも恥ずかしくなるほど感動したので、その感動を持続させるため、同じ作者の『私小説from left to right』を買って読んだ。『本格小説』は、「女中」冨美子が「元編集者」祐介に語った話を、祐介が「作者」水村美苗に語り、その話を水村美苗が小説として書き留めるという三重の入れ子構造になっている。その出だしの「本格小説のはじまる前の長い長い話」が、まさにこの『私小説』で描かれた「水村美苗」のアメリカでの生活と重なっている。最初は、『本格小説』というあの驚くべき小説がいったいどのような背景から生みだされたのかという興味で読み始めたが、そのうちに『私小説』の世界のなかに完全に没頭してしまった。読み終わった後、『本格小説』とはまったく異質のーーしかし、その強さにおいてはまったく変わらないーー感銘を受けた。『本格小説』では、途中までは祐介、そして後になって冨美子に感情移入して読み進むことになるが、小説の語りが三重の入れ子構造になっているということによって、読者は完全には祐介にも冨美子にも同化することはない。だが、『私小説』においては、たとえ作者とはまったく異なった人生経験を送っていたとしても、そして作者のように英語を操れなくても、いつのまにやら作者のモノローグが自分のモノローグのような気がしてくるのである。言語というものが個人を超えてしまうということを、見事なまでに示している。
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14 of 19 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 私小説, 2005/10/6
By するめいか (さいたま) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
このレビューの引用元: 私小説―from left to right (単行本)
 日本特有の私小説。今はほぼ壊滅近く書く人はほとんどいない(佐藤友哉がファウストなどで、それらしいものを連載していたが)。
 だが、その根底を覆す傑作である。流暢で格調高い文章の中に、英語を織り交ぜ、さらには横書きであるというのに、どこまでも日本的な雰囲気が漂う奇跡的なできばえ。
 アメリカ社会の中で日本語を求める私。確かに話の展開に激情も冒険もない。しかし、それでもページをめくる手がとまらないのは何故か。
 それは、『私』という存在に僕自身が心からひきつけられていたからにほかならない。その筆力は稀有なもので、それはたとえば『本格小説』でも証明されている。
 ただ、あまり売れなそうな小説である。横書きな上に英語が多発され、わからない人には苦しいだろう。もっと広く読まれてほしい作品だと思う。
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11 of 16 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars あまりに面白い日本近代文学の名作, 2002/11/24
By A Customer
世界における日本、日本人、日本語の在り方が、アメリカに生きた一人の日本人の言葉で語られる。文体が美しい、日本近代文学の名作。これといった物語はないが、20年間今日の覇権国に住むことによって強いられる世界観の変容と語りそのものが面白く、海外生活を経てない人でもぐいぐいと小説のなかに引き込まれてしまう。英語を知らなくても充分に理解できる素晴らしい作品。
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言語と正面から向き合った帰国子女(?)ならでは、のお話。
水村美苗さんは、日、英、仏語いずれにも長けた羨むばかりの言語の才人らしい。... 続きを読む
Published on 2005/10/13 by qqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqq...

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Published on 2004/4/22

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Published on 2004/3/7 by あふりかくじら。

5.0 out of 5 stars 読まずには済まされない重要な本!
私小説という題名が前提とする日本人特有の安住感を覆す、新しいタイプの私小説である。特に日本人がこの時代においてアメリカに住むということの意味がどういうものか、と... 続きを読む
Published on 2004/3/5

4.0 out of 5 stars 日本文学の新機軸。
まず驚くのが、本を左から読むと言うことです。この本の文章、横書きになっています。まさにfrom left to... 続きを読む
Published on 2003/6/4 by クロ猫

4.0 out of 5 stars 横書きも英語混じりも表紙の字体も・・・
... 続きを読む
Published on 2003/5/7 by tomo1943

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