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ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上)    新潮文庫
 
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ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) 新潮文庫 (文庫)

塩野 七生 (著)
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

紀元前三世紀後半、イタリア半島を統一したローマは、周辺諸国にとって無視できない存在になっていた。そのローマに、紛争絶えないシチリアの小国が救援を依頼。ローマは建国以来初めて、海を渡っての兵の派遣を決める。しかしそれは、北アフリカの大国カルタゴとの対決も意味していた―地中海の覇権を巡って争われ、戦争史上に残る大戦「ポエニ戦役」、その前半戦を描く。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

塩野 七生
1937年7月7日、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の一千年を描く「ローマ人の物語」にとりくむ。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労賞を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 151ページ
  • 出版社: 新潮社 (2002/06)
  • ISBN-10: 4101181535
  • ISBN-13: 978-4101181530
  • 発売日: 2002/06
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 ローマの師匠、ハンニバル, 2004/12/26
By ぷりうす (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
膨張を続けるローマと宿敵・大国カルタゴの対決を描いた3巻。一気に読ませます。

サブタイトルの通り、主役はハンニバルです(登場は第4巻ですが)。
アレクサンドル大王の後継者とも言える、この軍事の天才は、父の代からのライバル、ローマを倒すために一生を捧げます。

有名なアルプス越え、ガリア人の懐柔、ローマ同盟国の切り崩し、斬新な戦法の導入・・・敵地ローマにあっても百戦百勝のこの天才にローマはどのように立ち向かったのかという点が最大の見所です。

また、クライマックスである、天才ハンニバルvs若きスキピオの対決は鳥肌ものの迫力です。

さらにこうした戦記としてのおもしろさに加え、最終的にローマが勝利を収めた理由の分析が興味深い。第1巻から読んできた方には非常に納得できる説明ではないでしょうか。

宿敵であるハンニバルからも学び、学んだことを消化して「ローマ化」し、さらに成長を続けるローマの底力には心底敬服してしまいます。

「勝利と正義は違う」として、武力でうち破った昨日までの敵を同盟国として遇していくローマの政策は、まさに「北風と太陽」の太陽政策といえるでしょう。

今後ローマがどのように拡大していくのか、そして何故衰退し滅亡することとなるのか、もう先を読まずにはいられません。

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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 塩野七海さんはすごい, 2006/4/16
第1次ポエニ戦役を描いた本。
イタリア半島を統一し、それ以外の土地についての侵略など考えもしないローマが、なぜ、シチリア覇権をめぐってカルタゴと争うこととなったのか等、生じたことに対する理由がはっきり示されており、事実と結果だけを書いた教科書では決して学べない歴史を学び取ることができる。
1,2巻の評価は星4つとしたが、ハンニバル戦記を扱った3〜5巻は、単なる物語としても充分おもしろく、そのために星5つをつけさせてもらった。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ハンニバル戦記, 2008/5/16
By 通潤橋 "kojitan" (日本(japan)) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
史上に燦然と輝くハンニバルの戦い。
上巻では、第一次ポエニ戦争を扱っているために、その導線
が引かれているに過ぎないが、読み物としての充実振りすこ
ぶる高い。二十歳の頃は読みづらいと感じていた塩野女史の
文章だが、私の勘違いだったらしい。

大国カルタゴへの挑戦ともいえる戦いは、ローマにとって長
く過酷なものだったろう。同時に地中海の権益を一気に強く
するという収穫もあった。

ローマの発展はとまらない。
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