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ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日の記録 (新潮文庫)
 
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ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日の記録 (新潮文庫) (文庫)

by 鈴木 健夫 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

ある朝、通勤電車の乗り換え駅で、若い女性に腕を掴まれ、「触ったでしょ!」と糾弾された一人の会社員。駅員に諭され事務室に行くと、現れた警察官はすでに彼を痴漢扱い。そのまま留置場に放り込まれ、ベルトコンベア式に犯人に仕立てあげられて…。2年の歳月をかけ、仕事と金を失いながらも、逆転無罪判決を勝ち取った痴漢冤罪被害者の渾身の手記。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

鈴木 健夫
1958(昭和33)年、新潟県生れ。美大卒業後、販促代理店ディレクターを経て、一部上場飲料メーカー勤務。特販部課長を務めていた’98(平成10)年10月、電車通勤の途中、若い女性に対して身に覚えのない痴漢行為を働いたとの容疑で逮捕される。13日間の勾留後、保釈。一審は有罪だったが、二審で逆転無罪を勝ち取る。この間、辞職を求める会社と民事訴訟を争うも、最終的に和解して退職。事件で受けた精神的ダメージのため、再就職に次々と失敗。デザイン業の自営とアルバイトで家計を支えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 文庫: 327 pages
  • Publisher: 新潮社 (2004/06)
  • ISBN-10: 4101012210
  • ISBN-13: 978-4101012216
  • Release Date: 2004/06
  • Product Dimensions: 6 x 4.2 x 0.5 inches
  • Average Customer Review: 4.7 out of 5 stars  See all reviews (11 customer reviews)
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54 of 54 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 僕はやってないのに, 2007/3/7
私は痴漢に間違われ16日留置されました。
やってないけど辛くて、やったとウソの自白をしたらすぐに出してもらえました。
悔しくて悔しくてなりません。
そんな時この本を読みました。
弁護士をやとって示談にしても弁護料金30万とプラス示談金だとかなり高くつく、このままねばって起訴されれば6ヶ月留置のうえ罰金50万、自白で初犯罰金20万の方が安くつくし、精神的に追い詰められてもう長引かせたくなかったので早く出たくてウソの自白をしました。
その後、痴漢冤罪被害者の会に参加しようと思ったら、会長が痴漢再犯で捕まるし
もう何を信用していいのかわかりません。
痴漢に間違えられるなんて不名誉もいいとこです。
なんと言っても警察、検事のレベルの低い暴言が頭からはなれません。
時々自殺を考えます。
涙がとまらない夜もあります。
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37 of 37 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 危機管理に是非。, 2005/3/11
By poppoppo (東京都) - See all my reviews
あるきっかけでこの本を手に取ったのですが、読み始めてあまりの恐ろしさに、これはもしもの時の事を考えて何としてもうちのダンナに読ませねば、と一気に読みきりダンナに押し付けました。本当に、男性であれば誰でもいつでも陥る可能性のある、真っ暗な落とし穴です。警察の不祥事は最近では数多く報道されるのでもう驚きませんが、この本を読むと、いくらかでも残っていた日本の警察に対する信頼感が吹っ飛びます。こんなやり方で痴漢の検挙率を上げて、女性にやさしい社会の実現に貢献してるなどと言われるとすれば、女性としても不愉快です。
単なる冤罪被害者の手記ではなく、弁護士の方の平易な解説がついているところがこの本のよいところです。進行中の司法改革で数年後から導入される裁判員制度など、正直言ってこれまで懐疑的に捕らえていたのですが、今の日本の司法がこんなに無茶苦茶なことを許しているのならば、新しい制度の導入で今よりはよくなることもあるかもしれません。司法制度がまともに機能するために、自分たちも何かしなくてはいけない、という気にさせられます。
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42 of 43 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 警察って、一体・・・, 2004/10/21
By Secondopinion (Japan) - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
以前、新聞で著者の事件を知り、警察や検察との戦いにエールを送っていたので今回本書を手にした。冤罪裁判を戦う人達は汚名を晴らそうと進んで警察に行き、話を聞いてもらうはずが、あれよという間に「犯人」に仕立て上げられている。

「私人による準現行犯逮捕」(刑事訴訟法212条2項)が痴漢(冤罪)に適応できる事がいかに危険か、そしてその後に続く都内某所の警察署の嘘の数々など、警察や検察のやり方に憤りを覚える。「無実ならなおさら署まで任意同行できるだろう」と言われ、同行すればその時から勾留が始まり自宅に帰れなくなる。被告人が否認している場合は「罪証を隠滅すると疑うと足りる相当な理由がある」(刑事訴訟法60条1項)ことが理不尽にも適応され、仮釈放も難しい。法律上は既に準現行犯逮捕とされてしまっているのに任意同行を迫られ、署では偽物の逮捕状を見せられる(すでに現行犯逮捕なので裁判官から出る逮捕状など存在しない)。

本人が逮捕された事も知らない逮捕など許されるのか。調書は警察側の都合の良いように書かれる。著者が弁護士を呼びたいと言った時、警察官から「いっぱしのやくざの真似なんかしやがって」と言われたそうだ。さらに「無罪と証明されたら謝って貰えますか」と警察官に言ったら「おいおい、何で俺がお前さんに謝らなきゃならないんだ」とも言われたそうだ。日本では取り調べの段階で弁護士の立ち会いが認められておらず、まさに司法後進国の状態だ。検察も警察と友人関係で任務を果たしていない。埼玉県警や神奈川県警などでの最近頻繁な不祥事の体質をも垣間見る事もできる。

私は本書から、無実の場合は任意同行に応じないこと、不幸にも逮捕されたら黙秘を続け、起訴されるまでは「国選」弁護士はつけられないので「当番」弁護士に連絡してくれと言う事を学んだ。日本は司法の点で二流国家である事を思い知らさせる。こんな司法は改革されなければならない。

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著者と同じ状況に陥る可能性は、電車通勤をしている限り必ずあります。
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Published on 2004/9/12 by kentmild

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