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ピクテ・シェンカの不思議な森―わがまま王子と魔女の誘惑 (コバルト文庫)
 
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ピクテ・シェンカの不思議な森―わがまま王子と魔女の誘惑 (コバルト文庫) (文庫)

by 足塚 鰯 (著), 池上 紗京 (イラスト)
3.0 out of 5 stars  See all reviews (1 customer review)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

魔物の棲む森の領主になった少女ムイは、国王から城に呼び出されていた。以前、都で森の魔物が起こした騒動がばれたのかと思い、こわごわ登城したムイを待っていたのは、次期国王となる青年グリジスだった。王になるための通過儀礼として森を訪れたグリジスは、森の住人たちの異能を知り、私欲のために使おうと画策し始めた!反対したムイは森に入ることを禁止されてしまい…。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

足塚 鰯
11月19日生まれ。静岡県在住。『蛇と水と梔子の花』で2004年度読者大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 文庫: 238 pages
  • Publisher: 集英社 (2009/1/30)
  • ISBN-10: 4086012502
  • ISBN-13: 978-4086012508
  • Release Date: 2009/1/30
  • Product Dimensions: 5.9 x 4.2 x 0.7 inches
  • Average Customer Review: 3.0 out of 5 stars  See all reviews (1 customer review)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #240,105 in 本 (See Bestsellers in 本)

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3.0 out of 5 stars 前回が思わせぶりな終わり方だっただけに…。, 2008/12/28
 ちょっと肩すかしをくらった感じです。

 ナナサ国王が動き出すと言うことで、ちょっと陰謀じみた話しになるのかなぁ…と予想していたのですが、それに反して相変わらずほのぼの展開というか。それはそれでいいのですが、個人的にちょっと納得がいかない部分も多々ありな感じです。


 夏休みを利用して、ボロボロになった”契約書”を新しく作り直すことにしたムイ。
 残る材料は一つだけ。森の住人に協力を仰ぎ、最後の材料”アメケージュの鱗”を探していたのだが、そんな折に父イェーツから手紙が届く。

「国王が私に会いたがっている?!」

 穴だらけで不完全な”契約書”の事や、以前森の住人が起こした騒動のことを聞かれたらまずいことになる……と、慌てたムイだったのだが。予想に反して告げられたのは、国王交代の知らせと、「新しい国王に森を見せてやって欲しい」という事だった。

 ピクテ・シェンカの領主として自分の責務を果たす為に、次期国王グリジスを森に招待することにしたムイ。少しでも森の良いところを知ってもらおうと思っていたのだが、グリジスは異世界の住人の存在を信じていなかった。それどころか、彼らの存在とその力を目の当たりにし、私欲の為に利用しようと考えたのだった。
 挙げ句、異界の者達を悪く言われ、我慢できなくなったムイは、グリジスの機嫌を損ねてしまう。そして、不機嫌にムイの元を離れたグリジスに、策謀を巡らすティッセが接触する…。


 と、いうわけで。今回は”契約書”の材料探しはいったんお休み。
 4巻目にしてようやく国が動き出したのかと思いきや?なにやら病弱な次期国王ということで、「そんなのを国王にしちゃっていいの?」と思ったり。
 ほのぼの展開がこの作品の良いところだと思うのですが、さすがに王位継承に関してはちょっとおざなりな感じがしてしまいました。
 ともあれ、今後はティッセとグリジスの動向がカギになるのではないかと。

 肝心の恋愛ですが。
 前回はフィンドルがムイにべったりだった反動なのか、今回はラーシェンがべったりです。そしてフィンドルはほとんど出番無し。(陰でコッソリ活躍してはいたのですが。)
 前巻でムイのフィンドルに対する誤解が和らいだことで、少しは良い関係になるかなぁ…と期待していたのですが、そこはツンデレ。やっぱり素直になれないフィンドルなのでした。

 ラーシェンもムイと行動を共にしていたワリに、あまり甘い展開は少なかったように思います。俺様ラーシェンなので、素直に自分の好意を認める気も無いらしく。とはいえ、他の男性とムイが仲良くしている様子は面白くないようで、ヤキモチを妬く姿は可愛かったです。
 なんだかんだとムイのことが気になって仕方ない様子がいじらしいのですが、まだ自分の気持ちを自覚するのは先のよう…?

 しかしムイを始め、ラーシェンもフィンドルも恋愛に対してはあまり関心がないので、しばらくは意地っ張りな関係が続きそうです。
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