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モテたい理由 (講談社現代新書)
 
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モテたい理由 (講談社現代新書) (新書)

赤坂 真理 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

もう疲れたよ…でも、止まれない。女たちを包囲する“モテ”の真実。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

赤坂 真理
1964年東京都杉並区生まれ。1990年、ある面接に行くと、社長が発行していたアート誌『SALE2』の編集長を任される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 3.0 うん、疲れたよね…, 2008/2/24
非常におもしろく読んだのですが、タイトルと中身にギャップがあるのと、
後半が自分語りに終わってしまったことを残念に思ったことで、★三つ。
(後半も「赤坂真理のエッセイ」として読めば、
なかなか興味深いのですが、この本に載せる必要はなかった気がします)

私は仕事の関係でいわゆる「モテ本」を大量に読んでいるのですが、
「雑誌ウォッチャー」を自称する著者が女性誌を読んでいると、
定期的に襲われるという「鬱」の感覚がとてもよくわかります……
「もう疲れたよ…」という帯コピーは実に秀逸。
長らく(といっても、ここ二年ほどですが)「モテ」に関わり、
「モテ」を読み込み、いろんな意味で「モテ」に振り回されてきた私にとって、
この本は一種の「癒し本」ですら、ありました。

「モテブーム」にイマヒトツ乗り切れず、かと言って無視することもできず、
グルグルしてしまった人には、たいへんおすすめの一冊です。
「うん、疲れたよね…」と思わずタメイキをついてしまいます(笑)。
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51 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 本人による「ヴァイブレータ」論, 2008/1/14
 赤坂真理が新書!とびっくりしたけど、赤坂真理そのものの本でよかった。ほっ。
 つまりこれ、男と女の「生きにくさ」を書いた本なのだ。男が「勝ち組」とオタクに分化したり、パリス・ヒルトンみたいなセレブをよしとする女子がいれば腐女子もおり……という現状を、従来のフェミニズム的視点で語るにはもう無理がある、というふうに私は読んだ。これは弱者の弱者による弱者のための本なのだと思う。
 赤坂を「弱者」と言ってよいのか……私自身、彼女の小説を読むまでは、帰国子女で(という思い込みは間違っていた)慶應卒で、美人でめちゃめちゃ頭がよく、典型的な「勝ち組」女子だと思っていた。しかし逆にそのイメージこそが彼女を苦しめていただろうことは、間違いない。ひきこもりや、定職に就けないことが弱者の条件なのではない。大多数のよしとすることを、素直に納得できない者が弱者なのだ。
 結婚・出産、あるいは離婚までも含めた人生における変化について「それで自分がよくなったと他人に承認してもらう」女の「ライフスタイル語り」は蔓延し、自分の力でのし上がることよりも、いい家に生れたとか、生れつきの美人、ということが好まれ、そういう女性の求める男性は「金を稼いで当たり前。そのうえで関係濃緑も高くなくては」ならず、ステキなライフスタイル語りに失敗しても大丈夫、子供さえいれば、子供の未来だけは計画的に作り込めば。そして男なんて必要ない、子供さえつくってくれれば。そしてこれらの感覚は全て、アメリカとの戦争から始まっている……。
 エピローグの文章を読むと赤坂の代表作「ヴァイブレータ」を思い出す。これ、本人による「ヴァイブレータ」論とも言えるかも。
 ところで、電車の中で読んでたら、知らない男(二十代・松田龍平似)に「へーそんな本読むんだ」と軽蔑されてしまった……。モテのノウハウ本を読む痛いオバと思われたようだ。このタイトル、やめてほしい。
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30 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 男女論ではない、という読み方, 2008/1/6
この本は、そのタイトルや内容(?!)に反して男女論の本ではありません。
小説家赤坂真理のこれまでの作品同様、閉塞感や息苦しさ(=生き苦しさ)についての作品だと思います。
21世紀の日本に若者として生きることのたまらない息苦しさ。それを小説としてではなく、エッセイとして表現したのがこの『モテたい理由』という作品。
モテ論や男女論というのは、それを表現するための手段であって目的ではない、ということに気が付いて、やっと「アメリカ」や「戦争」が終章に突然、しかもしつこく出てくる理由がわかりました。
もちろん、男女論として読んでもとても面白いのですが、男女論として「だけ」読まれてしまうと、こぼれおちてしまうこともまた多いのではないかと残念に思うのです。
詳しくは自分のブログに書いてみましたのでよろしければどうぞ。
http://bookmark.tea-nifty.com/books/2008/01/akasaka_mari.html
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