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美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史 (講談社BIZ)
 
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美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史 (講談社BIZ) (単行本)

西田 宗千佳 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

技術の夢を追求する「電器屋」と、発想で夢を見させる「おもちゃ屋」。栄枯盛衰を繰り返す、激しいゲーム戦争は、ロマンと現実主義の対決だった!ゲーム王国・任天堂をプレステはいかにして切り崩したか?劣勢を挽回したDS、Wiiはなぜ生まれ得たか?日本発で世界を制した両者のゲーム機は、まったく異なる「発想」から生まれていた。久夛良木の肉声に最も接してきたジャーナリストが活写する、熾烈なゲーム戦争の「迫真の舞台裏」。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

西田 宗千佳
1971年、福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、デジタルAV・家電・パソコン・ネットワーク関連など、「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、読売新聞、アエラ、週刊朝日、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、月刊宝島、PCfan、YOMIURI PC、AV Watch、「教えて!家電」などに寄稿するほか、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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32 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 プレステの歴史がこの1冊に, 2008/2/23
数時間かけて一気に読み上げました。
プレステ生みの親である久夛良木健氏にフォーカスを当て
これ1冊でプレステ15年の歴史を振り返ることが出来ます。
ゲーム業界・デジタル業界の動向をよくチェックしている人(含む自分)にとっては
目新しい記述があるわけではありませんが、それでも「えっ、当時そんなやり取りがあったのか」と
初めて知る事実もいくつか記載されており、理解しやすい文章と相まって
サクサク読み進められます。
(特に、PS3発売までの想像を超えたドタバタぶりは非常に興味深い内容でした)

「SCE vs 任天堂」という内容を予想させるタイトルとは裏腹に
任天堂に関する記述がかなり少なかったのは不満です。
「PS&PS2の敗北から何を学び、いかにして王座を奪還したのか」といった
任天堂サイドの内容もあればさらに良かったんですが・・・
そこは筆者の次回作に期待します(笑)

それにしても、ゲーム機(に限らず、デジタル業界全般の)激動の時代を
リアルタイムで過ごせている私たちはとても幸運なのかもしれませんね。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 久夛良木氏の美学に基づいたPSプロジェクト15年間, 2008/6/16
By けいたん2010 - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
プレステ登場前夜から、久夛良木氏退任までの15年間の軌跡を筆者の取材メモと関係者へのインタビューを元にまとめたドキュメンタリーだ。本書の6割強は、プレステ2までの内容のため、これまでゲーム業界や、エレクトロニクス業界に詳しい人には既知の内容だろう。このあたりまでの詳しい経緯を知りたい場合には、過去に発売されたプレステ本を読んだ方が詳しい内容に触れられる。「今だから話せる」といった内容も基本的にないからだ。一方、本書で目新しいのは残りの4割弱の部分。久夛良木氏がソニー副社長に昇格し、PSXで(世間的にいえば)失敗。そして、PSPを投入し、プレステ3を開発。その劣勢の中、久夛良木氏が退任に関するまでの内幕で、この部分が目新しい内容と言える。ページ数はそれなりだが、非常に読みやすい章構成と文体で、この手のドキュメンタリーが好きな人なら、休日半日で一気に読み切ってしまうことができる。
本書のタイトルは「美学vs実利」で、巻頭にも美学こそプレステを表す言葉であり、実利とは任天堂の戦略を表すものだとでてくるが、実際には本書を通じて任天堂の話は、数ページほどしかない印象だ。その点だけは残念ではあるが、任天堂に関して、本書におけるSCEの内幕ほど取材を進めるのは決して容易ではないだろう。しかし、今 NINTENDO DSとWiiで絶好調の任天堂も、NINTENDO64とGameCubeでは辛酸を舐めており、そこには本書にも勝るドラマがあったはず。そちらもぜひ明らかにし、商品開発に携わる者の糧とさせてほしいものだ。
今も様々な企業で、商品開発や、サービス開発が行われており、その現場の担当者は、厳しい締め切りとストレスにさらされているだろうが、そんな時に本書を読むと、もう一頑張りできてしまう、力があるとも思う。
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26 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 任天堂の記述は少ない「久夛良木健」史なれど、その業績は「もう一つのソニー」と評価できると思います, 2008/2/28
『対任天堂』の文字に期待されてる方も多いでしょうが、本書はPSの誕生からPS3の現在までの、生みの親である久夛良木健氏とそれを支える周りの人物や、その環境や背景を綴った『久夛良木史』と言っても過言ではありません。任天堂(やそのゲーム機)についての記述はPSを取り巻く環境の一つとしてしか取り挙げられていません。
「任天堂の逆を行こう」「映像を計算生成する(ポリゴン,PS1)」「感情を計算生成する(エモーションシンセシス,PS2)」「世界中から一つのサーバーにアクセスするなら衛星軌道か?」
PSシリーズの開発にあたり、久夛良木氏はこのような当時としては突拍子もない事を本気で要求し、出たてのベンチャー企業やライバル企業など会社の枠を越えて常に最先端技術を追求。特にPS2のCPU(エモーションエンジン,300MHz)が同時期発表された最新ペンティアムV(500MHz)に勝るとも劣らない性能を発揮した事には驚きを隠せません。
その道のりは無茶と無謀、奇跡の綱渡りをやり遂げるような危ういものでしたが「単なるゲーム機を越えた最高のエンターテイメントマシンを作る」という久夛良木氏他技術者の物作りへのこだわりが大ヒット商品PS、PS2の完成にこぎ着けたという事が本書から伺えます。
帯にも書いてある通り「世界最高の技術を結集し、常識を塗り替えるコンピューターを作る」久夛良木氏の美学と最高技術へのこだわりは、後に液晶TVで他社に遅れを取りソニーショックが巻き起こった時、その立て直しにソニー本社の副社長に就任し、サムソンと提携しブラビアを産み出すきっかけを作る功績を残し、またゲーム事業の売上げがソニーの低迷期を救った事は、本社から独立したSCE(ソニーコンピューターエンターテイメント)と久夛良木氏の業績が『もう一つのソニー』だった事を示していると思います。
本書はPSシリーズ開発の記述に際し、技術的な解説が多く盛り込まれていますが、特に専門知識がなくても優しく解説して下さってるので大変読みやすく仕上がっています。また、技術者兼経営者の久夛良木氏の破天荒なアイデアやその振る舞いも非常に目を見張り、楽しく読めるお薦めの一冊です。
現在、PS3は国内で300万台以上、世界で1000万台以上Wiiに大きく引き離され、本体製品の赤字販売が逆ざやとしてソニーの好調な業績の足を引っ張っているのは悲しい限りですが、本書でPS3と内蔵の半導体CELLが本当に良い物だという事にお気付き頂き、一人でも多くの人がPS3を支持してもらえれば、ソニーを去った久夛良木氏への餞になると願って止みません。
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PS3の開発費はSCEがPS1とPS2であげた利益に匹敵する額だったという話を以前聞いて、一体どんなビジョンを持ってそのような莫大な資本を投入したのかとずっと疑... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: asa

5つ星のうち 5.0 非常に面白かった
一技術者として、読み始めたら止まらない感じで読み終えた。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: soz

5つ星のうち 4.0 読み物としても面白い
これは完全に『SONY=チーム久夛良木』側の視点で構成されています。任天堂側について五分五分の記述を期待すると肩透かしにあった気分になるかもしれません。その点だ... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 北新宿大久保通り

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プレイステーションの企画段階から久夛良木氏がどの様に考え、どのように采配を振るったかが細かく書かれている。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: アマゾン太郎

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