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万里の長城 攻防三千年史 (講談社現代新書)
 
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万里の長城 攻防三千年史 (講談社現代新書) (新書)

来村 多加史 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

建設が始まったのはいつ?国防費は?
敵の来襲にどう備えた?
悠久の謎がいま解ける!

果たしてあの長大な建造物は役に立ったのか。 城をめぐる攻防にはどんな戦闘があり、国防の経費はどの程度だったのか? 3000年にわたり、さまざまな政権とともに歴史を刻んできた万里の長城の素顔に迫る。


内容(「BOOK」データベースより)

あの長大な建造物は役に立ったのか。歴代王朝とともに歴史を刻んできた長城の素顔に挑む。

登録情報

  • 新書: 264ページ
  • 出版社: 講談社 (2003/07)
  • ISBN-10: 4061496743
  • ISBN-13: 978-4061496743
  • 発売日: 2003/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 533,029位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    397位 ─   > 新書・文庫 > 歴史 > 東洋史
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5つ星のうち 4.0 長城通史, 2003/8/1
By yang-wenli - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
現在我々が見物できる長城は明代のものである。
最も有名な長城は始皇帝が築いたものだろう。
では、それ以外の時代の長城はどのようなものだったのか?
そもそも、あの長大な壁は役に立っていたのか?
という疑問に挑戦した1冊だろう。
時代毎の地図が用意されているので、万里の長城が1本だけでないのが分かるはずだ。

ちなみに、長城の有用性については壁だけでは役に立たないとの結論だ。
所々に現れる、主観的な文章が残念だ。

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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 長城全体像の入門書, 2007/11/2
By solaris1 (東京都中野区) - レビューをすべて見る
廉価な書籍としては、情報量は多いと思います。特に地図が参考になります。単なるべた塗りの色分け地図ではなく、地形線の入った、カラーでこそありませんが、ナショナルジオグラフィックなどで利用されている地形図に、長城線が引かれていて、具体的な位置がわかり便利です。以下掲載地図を紹介。

戦国期 燕、斉、楚、趙、秦、それぞれについて、各1枚
秦代  秦の長城と軍事道路である直道の地図が1枚
漢代  甘粛省の長城、朝鮮から、敦煌付近までの全体図各1枚、甘粛省エチナ河付近1枚、
北朝と隋 全体図1枚(西魏と東魏の間の長城も記載されている)
金代  界壕と呼ばれる堀(主に対モンゴル人用)全体図1枚
明代  遼東から嘉峪関までの全体図、遼東詳細部分1枚、北京付近500Kmの詳細図1枚

明代と漢代では、かなり場所が異なっていることがよくわかります。地形線が記載されているので、位置の比較がしやすい点が便利。同じ遼東でも、戦国燕と明代では、位置がかなり異なります。全部あわせると一体何万キロあるのでしょうか。

各時代の長城の利用状況や意義やエピソードが記載されている他、前後漢代、唐代、明代の防衛システムについて詳述されています。また、戦国期の燕、斉、楚、北朝、金代など、あまり知られていない長城についても記載されいます。一文の記載しかありませんが、漢代長城が、最近では、カシュガルまで延びていたと推測される遺構の件や、明代貴州雲南地方の苗族向け長城の存在など、本書で初めてしった事も多く、便利な著作となっています。写真が少なく、工法についてもところどころ言及されている程度なのが残念。中国歴代の城や城門、建築について扱った一般書を目にしたことはあまりなく、建築の本も読んでみたいと思いました。
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2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 筆者はきっと何よりも長城がお好きなのでしょう。, 2005/5/15
By 佳少爺 "Jia-(shao)-ye" (東京都目黒区) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
 おそらく世界中の誰もが知っているであろう「万里の長城」ですが、誰が何のために築き、そして実際の効果は如何ほどであったか、正確に知っている人は多くはないと思います。本書は、こうした長城の歴史や戦略的位置付けに正面から挑んでいます。長城の各構成部分が築かれた際のいきさつや目的に遡って詳細な考察を加えるとともに、通信システムをはじめとする長城防衛のメカニズムやその効果のほどを、中国史をひも解きながら説き明かそうとしています。
 この種の問題を取り扱った一般向けの和文概説書というのは珍しいので、何か長城関係で調べものをするときなどには重宝しそうです。
 他方、対象の性格上しかたがないのかもしれませんが、本書では至る所でマイナーな地名などがフンダンに登場し、半ばは地理の本ではないかと思うほどです。地図も然るべく掲載されていますが、もう少し丁寧に、本文によりフィットした形の分かりやすいものを掲載して頂いても良いのではないかと思います。今のままでは、なかなかスラスラ読める本にはなっていません(スラスラ読めれば良いってものでもないのでしょうけどね)。
 いずれにせよ、筆者は「万里の長城」に対して並々ならぬ思いを抱いているようです。本書を読むと、「長城がとにかく好きで仕方ない。是非とも世間の人々にも長城のことを知ってもらいたい」といった筆者の熱い思いのほどが伝わってくるようです。そうした姿勢は評価したいと思います。
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