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戦略PR 空気をつくる。世論で売る。 (アスキー新書 94)
 
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戦略PR 空気をつくる。世論で売る。 (アスキー新書 94) (新書)

本田 哲也 (著)
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内容紹介

同じ商品カテゴリーなのに、なぜ「売れるもの」と「売れないもの」という格差が生まれるのか?
――それはもはや「商品力」や「宣伝力」の問題ではありません。その商品が売れるための「空気」ができているかどうか、なのです。
商品を売るために作り出したい空気=「カジュアル世論」を作り、消費者の買いたい気持ちをさらに一押しする技術を、戦略PRのエキスパートが実例を交えつつ、わかりやすく解説します。

内容(「BOOK」データベースより)

同じ商品カテゴリーなのに、なぜ「売れるもの」と「売れないもの」が生まれるのか?―それは「商品力」や「宣伝力」の問題ではありません。その商品が売れるための「空気」ができているかどうか、なのです。商品を売るためにつくり出したい空気=「カジュアル世論」をつくり、売り上げにつなげる「戦略PR」の手法を解説します。

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5つ星のうち 5.0 いかに消費者を動かすか, 2009/1/14
By かじ (東京都練馬区) - レビューをすべて見る
なんか最近、生姜の商品が増えてきたな〜と思っていました。その裏にこんな仕掛けがあったとは知りませんでした。オバマ大統領候補の選挙でも、やっぱり仕掛人がいたんですね。
情報洪水の中、企業でも政治家でも、この本に書かれている方法によって、消費者(有権者)に認知させ、動かすことができるなら、とても大きな力を持つことができると思います。
本書の中に「おおやけ」「ばったり」「おすみつき」の3要素が紹介されています。日本人は、権威がありそうな人の意見を信じやすく、周りの人の意見に流されやすいと思います。日本人を動かすには有効な考え方だと思います。
一つ気になるのは、このような方法が意図的に世論操作に使われないかということです。科学技術も同じですが、大事なのは使う人がどんな人か、ということなのでしょうか。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 疑い深い消費者を動かす新しい?マーケティング手法, 2009/2/23
By たつこばあ (東京都目黒区) - レビューをすべて見る
アスキー新書としては二匹目のドジョウを狙ったのか。昨年話題になった「明日の広告」の続編を自ら掲げ、不自然なくらいに「明日の広告」に歩み寄ろうとしているようにも思える。とはいえ本書は本書で独立した内容として成立するので、狭く広告業界向けというよりも広くマーケティングに興味のある人向けの本としても読むことができる。

消費者を取り巻くメディア環境の変化よって、広告に乗せた情報が伝わりにくくなった要因を分析し、売れているものと売れていないものの差を、商品力や宣伝力の力でなく、それを売るための「空気」の問題として焦点を当てている。本書では前述の"売るための空気"のことを「カジュアル世論」と名づけ、その本質を消費者に気づきを与え「買う理由」を作ってあげることとしている。またこれを形成する方法論こそが戦略PRであり、本書では惜しげもなくその戦略PRのノウハウについても披露している。事例も多く紹介しているので読んでいてわかりやすい。

環境の変化を理解し、ネットユーザーの動きを捉えたPR活動という点では、時流をつかんでいると思うが、ベースは今までのPRの手法と変わらない。

いずれにせよ近い将来では、広告の領域ともクロスオーバーしながら、コミュニケーションの導線の設計を作れる人材が求められるんでしょうね。
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5つ星のうち 5.0 ただの商品パブリシティではない、「戦略PR」, 2009/2/4
By Ray (東京都渋谷区) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
そもそも過去に日本で出版されたPRに関する本は少なく、しかも最近のPR本がWEBとかブログでのPRに偏る傾向がある中、本書は少ないページ数で、ウェブ系の内容に偏らずに、包括的で俯瞰的な「戦略的なPR」の内容と手法を解説している、貴重な本。

私が自分の部下に、「マーケティングの内容には、PRを獲得するため、時代性を表した要素が必要」とか「PRでは、商品を露出するだけでなく、その商品が売れる仕掛けが必要」とかの抽象的な言葉でしか表せなかった、「ただの商品パブリシティではない、戦略的なPR」を、著者は見事に解説している。

内容的には、そもそも戦略的な(ただのパブではない)PRとはどういうもので、成功にはどのような要素が不可欠で、どのように策定すればいいかを、さまざまな具体例を挙げながら、わかりやすく(「会社からのメッセージ」を「ラブレター」に置き換えて解説したりしている!)綴っている。

そのPRの手法だけでなく、「ポケットモンスターの発売日には、子供を連れて親がゲームを買いに来るので、その親に別のゲームを販売してしまおう」というような常識破りのアイデアにも敬服。

実は著者には、2007年の5月に講演をお願いしたことがあるが、そのときはインフルエンサー・マーケティングの話が中心で、かつネット系の話が多く、この「戦略PR」というような話ではなかったので、ここ数年の日本のPRリテラシーの向上に伴い、著者が今こそ「戦略PR」を日本に広めるべき、と判断したと推測する。確かに、いいタイミングで本書は出版されたと思う。

マーケティングや広告を仕事にしている人は絶対読むべき良書だと思う。


追伸

本書の中にもしきりに出てくる「空気」というコンセプトに日本で始めて注目したのが、山本七平の「空気の研究」という著作であることを、多分本田さんは知らないだろうなあ。。。
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