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カスタマーレビュー

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2003年7月7日
 祝30周年記念盤発売といきたいところだが、ジギー・スターダスト・モーション・ピクチャー(限定盤)と同じく日本盤はまたしてもCCCDである。 東芝EMI殿はまたしても愚行を繰り返しており、対抗策として輸入盤を考えたのだが、何と本家英国EMI盤もCCCDであった。 そこで本作米国VIRGIN盤の登場である。 すがるような気持ちで手に入れたところ裏ジャケットにはEMIと表示されており仰天したが、CD盤面にはVIRGINとEMIが併記されており、Made In The USAの文字を見つけてひと安心。 CCCDの表示はどこにもなかった。(不当表示でないことを祈る…)
 ジャケットやブックレットはデラックス版にふさわしい作りであり、ブックレット1枚目をめくって出現するジャケットとはテイク違いの目を開いたボウイの写真は、それだけで内容の濃さを連想させる。
 肝心の音質であるが、手持ちの90年発売の米国Ryko Disc(輸入盤)との比較では、音のバランスと分離が良くなり、大音量で聴いても圧迫感がなくリフレッシュされた印象。 とは言っても劇的に改善された訳ではなく、逆に13年前にしては90年盤のリマスターの良さに驚いた。
 Disc2(ボーナス盤)については未発表は⑦と⑩のみであるが、90年盤以降ボーナス曲の収録が無かったことを考えると同時期のマテリアルをまとめて聞けるのは喜ばしい。 尚、90年盤には4つ折りのブックレットに歌詞が記載されていたが本作にはない。(因みに歌詞はネット上で容易に取得できる。)
 
 内容についてはコメントするまでもないが、今のところ買うのであれば絶対米国盤がオススメ。 それともSACDかDVD Audioが出るのを待つ?
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2007年1月13日
1973年、時代の寵児であったボウイが、アメリカでの体験や印象からインスパイアされて(タイトルは「a land insaine」から「alladin sane」になった)作った、ボウイの作品の中でも煌びやかで最もロックンロール色が強い傑作。

時代の主役たる輝きと勢いが音とアートワーク(紙ジャケで持ちたい!)にしっかり現れているし、それは今聴いても全く色褪せてなく普遍的な輝きを放ち続けている。

ツアーの勢いで作ったのでバンドとの息もぴったりで、ストーンズの「夜をぶっとばせ」の性急な感じなど完全にオリジナルを凌駕している。

個人的な肝は新加入のマイク・ガースンのピアノ。表題曲のピアノソロなんか、全てのロックのピアノ演奏のなかで一番カッコいいと思う。
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VINEメンバー2007年2月7日
 本作発売と同時期(1973)に、高校2年生の金欠時期にもかかわらずアメリカツァーの海賊盤を高額で購入(^^;;しました。本作からの曲を主体にした構成で狂喜乱舞して聞いていた記憶がある。ミックロンソンのギターが艶かしくてさぁ・・・。前作で自分の立ち位置を世界に確立して自信満々で望んだWorldTourの勢いのまんまに全米各地のスタジオで早々にまとめ上げた感じはあるのだが、それが非常な緊張感を持って伝わっている。(ZEPの2ndみたいですね。)ジーンジニーのリズムギターなんて最初のコーラスの前に一小節早く刻み出しちゃってる!!ようなミスも「いいじゃん、いいじゃん時間無いし。」のような豪快なノリである。

1曲目から最後まで一気に聴かせる曲の配置、構成はバラバラなようだが見事。ワイルドなギターも最高だが、当時タイトル曲のピアノソロを聴いて引っくり返った思い出がある。今聞いても変わらない。この破壊的だが中近東風ソロは30年経っても脳味噌に染入る。恐らくワンテイクだろうし、ボウイも即OKを出したに違いない。お行儀の良い音楽教育を受けてきたピアノ弾きには弾けないな、きっと。最終曲のバラードは秀逸!何はともあれデビッド・ボウイの最高傑作はこれと断言する。
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2013年4月7日
#6/27(1973/4/13)UK 1/US 17。Producer : Ken Scott, David Bowie。Mick Ronson (g)。

前作"Rise & Fall of Ziggy Stardust: 40th Anniversary"から更なる変化を遂げ、初の全英1位を獲得。場末のバーのけだるくメランコリックな雰囲気を醸し出すMike Garsonのpが印象的(saxも)。その分Mick Ronsonの出番は減っているものの裏方に徹した"Hunky Dory"とは違い、g中心の楽曲で棲み分けることによって多様性を増し、充分に存在感をアピールできている。

タイトル"Aladdin Sane"は、"aladdinsane"→"Aladd Insane"とも読み替えることができる。 #2のタイトルトラックを含め、#5. Cracked Actor, #6. Time, #10. Lady Grinning Soulでの背筋が冷たくなる感覚はこの「狂気」によるものなのか。奔放に響くピアノの音がよりいっそう恐怖を煽り立てる。

鎖骨にたまった水がセクシーかつなんともグラマラスなジャケットに包まれてはいるものの、アメリ化は水面下で着実に進行している。
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2004年3月15日
『ジギー・スターダスト』に比べると、ドラッグとセックスの体験にヒントを得た狂気と喧騒をテーマにした『アラジン・セイン』では、ボウイの詞はストーリー性に欠けているように思います。そして、『ジギー』や『世界を売った男』と比べると、ミック・ロンソンのギターもおとなしめです。それでも、マイク・ガーソンのピアノが美しく、『アラジン』に、ボウイのほかのアルバムにはない固有の価値を与えていますね。
また、やはりボウイをロックのカルト・スターにおしあげた作品といえば、アルバム&ツアー『ジギー・スターダスト』。この『アラジン・セイン』は、72年の『ジギー』・ツアーのあいまを縫って制作されたという意味で、さらに73年のツアーで、ディスク1-1、5、6、8、そして2-4などが披露されたという意味で、『アラジン』は、DVD『ジギー』鑑賞のさいには欠かせない史料でもあると言えるでしょう。ディスク2に収められているライヴ・テイクも、そして豪華ブックレットの写真もすべて、グラムの時代、『ジギー』の時代を生き生きと伝えるものです。ディスク1、2の合計演奏時間は、約77分38秒で、実はCD一枚に収まるくらいの時間です。ですが、CDの内容や豪華ブックレット仕様には、CD何枚分もの価値があります。DVD『ジギー・スターダスト』、CD『ジギー・スターダスト 発売30周年アニヴァーサリー・エディション』とともに、そろえておくと、ボウイ第一の黄金期を知るうえで、あとあと後悔のない逸品です。
あと、日本では、ここアマゾン以外で、CCCDでないアニヴァーサリー・エディションを入手するのは困難であることを申し添えておきます。
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2011年9月30日
アルバムの1曲目、'Watch That Man'のイントロのピアノがめちゃくちゃカッコいい。
初めて聴いた時には鳥肌が立ちました。
そこから約40分、デビッド・ボウイの世界に浸りましょう。
こんな経験はネット配信では出来ないかも知れません。
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2014年12月13日
aladdin saneはAメロからサビへの移行に違和感ありありである。
それもそのはず、実はこの曲はGとAの2コードソングであったのである。
ガーソンの巧みな伴奏のせいでいまだに信じられないが。
これはマイク ガーソンがボウイに「この曲はアヴァンギャルドでいくべきだ」と提言したのが
容れられたのである。
でピアノソロもガーソンが弾く事になった。
最初はブルース調で弾くと、ボウイにだめだ、違うと言われ、
ラテン調で弾くとそれもダメだと。
うーんと思ったところにボウイが「この曲はアヴァンギャルドでいくんだろ?」
で今の無調のソロに落ち着いたそうだ。
2コードソングなんて80年代のtalkingheadsの1コードソングの先駆みたいである。
それでも普通のポップソングが歪になった感じでちょっと違和感はあるんだけどね。
ガーソンは今でもこの曲のソロについて週一でメールをもらうらしい。
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2007年3月7日
「ジギー・スターダスト 」(1972年)の欧州、日本での成功に比べ、アメリカでは評価が低かったボウイーが、アメリカでの成功の為、アメリカで受けるアルバム作りへと傾倒していく。

そして、20世紀アメリカの退廃的イメージをジャズを取り入れ「アラジン・セイン」(1973年)

このアルバムでは、20世紀初頭のジャズ的なアプローチを全面的に打ち出す。

近年の「リアリティー・ツアー」にも参加した「ガーソン」のピアノが、退廃的に不協に響くのである。

特に、「ザ・ローリング・ストーンズ」の「夜をぶっとばせ」のカバーでは、オリジナルのストーンズよりアグレッシブにスピード感あふれた楽曲に仕上がっている。

その後、「ピンナップス」(1973年)「ダイアモンドの犬 」(1974年)「ヤング・アメリカン」(1975年) では、徐々にファンクに傾倒し「ジョン・レノン」や「デビット・サンボーン」「ルーサー・バンドロス」らと共演、アメリカで爆発的な人気を得る事になる。

しかし、アメリカで自身が金と名声の為だけに、活動してる状況に疑問を呈し、欧州人だと自覚して「ステイション・トゥ・ステイション」(1976年) を、発表。

そして、当時、冷戦で壁で引き裂かれた街ベルリンに移住し、商業的には失敗だが、名作「ベルリン3部作」を、発表していくのである。
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2010年11月3日
ボウイの最高傑作は?と言われたら恐らくLowかZiggyStardustになるだろう。もし雑誌などでこのアルバムが最高傑作として紹介されていたら違和感を感じる。でも、1番よく聴くアルバム。変に気取ってない、いや、むしろベタに気取っている感じがカッコいいのかもしれない。
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VINEメンバー2003年9月29日
手を変え会社を変え、再発されるDavid Bowieの旧作群。
70sの傑作の故、ファンはその度に付き合わされることになりかねない。
だが、さすがに、この30周年記念盤が最終形ではないだろうか。
アルバムコンセプトを壊さない2枚組仕様、音質も向上している(どういうわけか音質がいまいちの旧作が多い気がする)。
今回なぜかCCCD化を免れたこの米盤。ハードカバー・デジパック仕様で、中を開くと、アルバムジャケットのボウイーが両目をぱっちり開けている。
今後CCCDで出しても買わないからね(笑)。
付録の2枚目だが、新鮮なのがAll The Young Dudesのスタジオバージョン。ライブバージョンは何種か聴いたことがあったが、これは初めて聴く。Mottのテイクも含め、どのバージョンより全体に淡々としていて曲そのものを壊していくようなサックスが挿入されていて、かなり違和感がある。
これがこの曲のオリジナルだとしたら、当時からかなりのひねくれ者だったことがよくわかる。
他に72年のライブテイク6曲が収録されているが、あえて名演と挙げる曲がないのが残念だった。
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