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カスタマーレビュー

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2007年9月22日
ビートルズの8作目のアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」
「ロックの歴史を変えた」と言われ続けている、あまりにも有名な作品です。
ボクは初めてこのアルバムを聞いたとき、あまりこのアルバムの良さがわかりませんでした。
個々の楽曲という点では、「リボルバー」のほうが良いと思います。
しかし、「アルバム」として聞いた時、この作品がなぜ「名盤」と呼ばれているかわかりました。
今、「コンセプトアルバム」というのは数多く存在します。その先駆けがこのアルバムでした。
確かに今聞くと本当の意味での「コンセプトアルバム」ではないかもしれません。
実際にオープニングの2曲とエンディングのみ架空のバンドである「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のショウという感じです。
しかし、今から40年も前にこれだけ芸術性と音楽性の高いアルバムを作っていたというのは、驚愕としか言いようがありません。
初めてロックを芸術の域まで高めた傑作です。
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1999年の「デジタル・リマスターのでき」がとてもいいという話を聞き、『青盤』を買い、
『ホワイト・アルバム』を買った。たしかに素晴らしかった。

そして『サージェント・ペパー』。それほど期待していなかったが、
スピーカーから流れてきた音と音楽に驚嘆した。

1曲目。従来盤とまず違うのが、ポールのベース。今まではベースラインが聞こえていたが、
DR盤だと、ベース音の音圧やグルーブ感が伝わってくる。E・ギターの鋭い音の生々しさ。
リンゴの細かいドラミング(曲終わりのロール部分とか)。

「Fixing a hole」のチェンバロの音。「She's leaving home」のハープとチェロ。
「When I'm sixty-four」のクラリネット。「Lovely Rita」のアコースティック・ギター。
「Good morning good morning」ラストの動物たちの啼き声。
「A day in the life」では、リンゴのドラムスが前に出てきて凄かった。

このDR盤は、単に音がいいとかクリアだとかだけではなくて、スピーカーから流れてくる音の、
それを聴いた時の全体的な気持ちよさが最高。だからヘッドフォンで聴くよりも、
実際に音を出し、できるだけ大きな音で聴く。

目の前にマイクスタンドが立って、マーシャルかなんかのアンプがあって、リンゴのドラムセットがあって、
彼らが実際に演奏しているライブを見ているような気になる。

LP盤や1stリリースCDの時は、中盤の数曲を長く感じたが、
今回は上質の砂糖菓子が舌の上で溶けていくみたいに一瞬で終わる。そして何回も聴く。

ブックレットも充実。ジャケットに移った全人物名が記載されている。芥川龍之介が出ているのは知っていたが、
C・G・ユングも写っていたとは知らなかった。

歌詞・対訳もしっかりしている。それを見て、読んで、間抜けなことだが、このアルバムが
「コンセプト・アルバム」と呼ばれた理由をはじめて了解した。
ポールが1曲目の歌のラストで「yeah」と入れている。それがビリー・シアーズの歌の紹介になっていること。
そもそもビリー・シアーズが誰だったのかを初めて知った。ようやくこのアルバムを体験できた。
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VINEメンバー2009年9月12日
ジョージ・マーティンは、「モノラルで聴いてこそ、あなたは本当に『サージェント・ペパー』を聴いたことになる」と語ったことがあるそうだ。プロデューサーである彼(とメンバー)が責任を持ってミックス・ダウンしたのがモノラル・ミックスだったから、とのことだ。

だが、今回同時に発売されたモノ・ボックスも入手して聴いたが、この作品は様々な工夫を凝らした音にあふれているので、やはりステレオ盤の方がそれぞれの音もクリアだし空間にも広がりが出て不思議な世界を存分に味わえる気がする。たとえば、冒頭の(架空の)観衆の歓声や拍手が、モノ盤では当然正面からしか聞こえない感じだが、ステレオ盤では左右に広がっているので、スケール感が違う。そんなのは旧ステレオ盤でも同じことと思うかもしれないが、今回のリマスターの結果それぞれの音がクリアになったため、そのスケール感とあいまって、生々しい臨場感が尋常ではない。まさにペパー軍曹の名を冠したバンドのショーの会場にいて彼らが目の前で演奏しているのを見ている気になる。そして、このスケール感と生々しさゆえ、インド的な“Within You, Without You”などでは、聴いている部屋いっぱいに神秘的な空間が広がり独特の空気に包まれる。モノ盤のほうも、微妙なミックス違いなどもあるので熱心なファンには興味の尽きないものではあるが、やはり全ての音が重なっているため、ステレオ盤に比べるとスケール感だけでなくそれぞれの音の粒立ちも多少落ちる気がする。(とはいえ、モノ盤もリマスターの成果でとても良い音だし、両方セットなら理想的だが。)

欠点はただ一つ。今回リマスターされた作品全てにいえることだが、うかつに分売されているものに手を出すと、結局全部欲しくなってしまう可能性が高いことだ。結局全部買ってしまうのなら、いっそのこと最初からボックス・セットを買ったほうがよいだろう。なお、輸入盤ではミニ・ドキュメンタリーに日本語字幕はない。
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2011年8月29日
ポピュラー音楽界で世界初のコンセプトアルバムという先入観を意識しないで聞いたほうが楽しめます。
ビートルズ4人の演奏よりも効果音(SE、サウンドエフェクト)が他のアルバムよりも増大なので「音の万華鏡」などと評価されますが、これら効果音の使い方は聞き所です。
ステレオ盤は 楽器、歌声、効果音 の左右の定位を気にして聞くと面白いです。
M2のリンゴの歌う曲は、リンゴだけが左chで かわいそうだ と思って聞いていましたが、今回のリマスター盤で気が付きましたが、リンゴのボーカルは "左から中央寄り" と "左" をふらふら移動していたんですね。
リマスター盤は個々の楽器とボーカルがハッキリ聞き分け出来て良いです。
私は、曲間の無いアルバムが大衆受けしたのではないかと思っていて、ELOの「シークレット〜」、レッチリの「ブラッド〜」も曲間がありません。
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2009年11月5日
リマスターによって曲の全体が見渡せるようになった印象を受けました。音がきれいに分離された分、今までも聞こえていたはずの音に、音の粒が立っているとでもいうような楽しみ方ができるようになった気がします。しかし、今回新たな気持ちで聞き直してみて思ったのは、有名な曲はアルバム単位で聴かなくても何らかの形やヴァージョンあるいはカヴァーで耳にする機会があるのに比べて、そうでない曲はいつ以来というくらい聴いていなかったので、そのせいか、たとえば「ラヴリー・リタ」なんかが捨て曲、とまでは申しませんが埋め曲のように思えてしまったことですが、気のせいでしょうか。ただ、もはやそういったこととは無関係に、これだけクリアになった四人の歌声は、そこにだけ耳を傾けて聴く価値のある一枚であるようにも思います。
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2010年4月3日
至高の名盤であるかどうかはさておき、ここから影響を受けた同時代のいわゆるコンセプトアルバム、サイケデリック音楽が今日からみれば錆びついた、あるいは黴臭いものに成り果てていることと比較すると、そうした時間軸を超越したものがあることには驚愕させられる。
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2012年8月11日
ビートルズのアルバムの中ではこれが一番好きだ。今になって聴くこのサウンドが果たして魅力的かどうかは置いておくとして、悲しみや喜びを意外なほど素直に歌い上げた力強い楽曲ばかりだと思う。

例えば2曲目を唄うのはジョンでもポールでもないけれど、この曲を聴くと、そこにビートルスの楽曲世界、というより多分あらゆるポップソングが普遍的に抱える感情が鮮明に表現されているかのように感じる。

歌詞や、メロディーや、アンサンブル。聴く度に収録曲の新しい魅力が見つかるようで、何度聴いても飽きない。このアルバムに限った話ではないけど、ポールの弾くベースは美しく、いつだって幸せな気分にさせてくれる。
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2011年7月12日
生まれてから今まで、ステレオに耳が慣れていたので、最初はステレオの方がインパクトがありました。
でも、ボリュームを大きめに出して、離れた距離で聞けばモノラルの方が自分は良かったです。

モノラル盤とステレオ盤とだとtr.3のピッチ違いますね。
リボルバー以降、Mixが複雑になっているからなんでしょうね。
ステレオに時間がかけられない分、微妙な違いがあるんですかね。

自分は、ヘッドホンやスピーカーの真ん前で聴かないので、モノラルの丁寧なMixの方が好きです。
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2010年1月26日
ある音楽誌の、「究極」と題したアルバムランキングを見たことがあります。
それは究極というか、「いきすぎ」「やりすぎ」な作品が並べられてあり、そのミュージシャンすら知らないような作品も多数ある中で、このサージェントペパーズが上位にランクインされていました。
いまや歴史的大名盤の誉れ高いこの作品も、見方によればそういった側面があるのかと思いました。
実際、この大げさともいえるサウンド・エフェクト、コラージュはかなり実験的かつ冒険的で、ビートルズ側も、ファンに無視されてしまうかもしれないという不安があったとかなかったとか。
しかしそんなことは案ずるまでもなく、当時より大うけ大売れ、さすがビートルズといわんばかり。
いきすぎ、やりすぎても、多くの人に聴かれる大名盤。
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VINEメンバー2009年9月14日
ジョージ・マーティンは、「モノラルで聴いてこそ、あなたは本当に『サージェント・ペパー』を聴いたことになる」と語ったことがあるそうだ。プロデューサーである彼(とメンバー)が責任を持ってミックス・ダウンしたのがモノラル・ミックスだったから、とのことだ。

だが、今回同時に発売されたモノ・ボックスも入手して聴いたが、この作品は様々な工夫を凝らした音にあふれているので、やはりステレオ盤の方がそれぞれの音もクリアだし空間にも広がりが出て不思議な世界を存分に味わえる気がする。たとえば、冒頭の(架空の)観衆の歓声や拍手が、モノ盤では当然正面からしか聞こえない感じだが、ステレオ盤では左右に広がっているので、スケール感が違う。そんなのは旧ステレオ盤でも同じことと思うかもしれないが、今回のリマスターの結果それぞれの音がクリアになったため、そのスケール感とあいまって、生々しい臨場感が尋常ではない。まさにペパー軍曹の名を冠したバンドのショーの会場にいて彼らが目の前で演奏しているのを見ている気になる。そして、このスケール感と生々しさゆえ、インド的な“Within You, Without You”などでは、聴いている部屋いっぱいに神秘的な空間が広がり独特の空気に包まれる。モノ盤のほうも、微妙なミックス違いなどもあるので熱心なファンには興味の尽きないものではあるが、やはり全ての音が重なっているため、ステレオ盤に比べるとスケール感だけでなくそれぞれの音の粒立ちも多少落ちる気がする。(とはいえ、モノ盤もリマスターの成果でとても良い音だし、両方セットなら理想的だが。)

欠点はただ一つ。今回リマスターされた作品全てにいえることだが、うかつに分売されているものに手を出すと、結局全部欲しくなってしまう可能性が高いことだ。結局全部買ってしまうのなら、いっそのこと最初からボックス・セットを買ったほうがよいだろう。なお、輸入盤ではミニ・ドキュメンタリーに日本語字幕はない。
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