清高

 
ベストレビュワーランキング: 3,058
レビューについて、参考になったとの票を受け取りました: 64% (参考になった数:6,507(投票総数:10,197))
住所: 仙台市
自己紹介:
1男・独身・某私立大学法学部卒。その他は、「興味について」欄を参照のこと。 2レビューの基準(2008年8月7日現在)を一言で言うと、 評価の高い本→星5つか星4つ。 ★★★★★→素晴らしい ★★★★→惜しい 評価の高くない本→星3つ、星2つ、星1つ ★★★→イマイチ ★★→ダメ ★→話にならない。存在しないほうがマシ なお、星5つより星4つのほうが皆様にとっていい本の場合があります。

興味があるもの
1本―古典と自己啓発を中心とした最近の本の併読。理科系の本は、高校時代の行いが悪く、苦手なので、あまり読んでいない。 2音楽―最近は、クラシック、ジャズ。昔はJ−POPが好きだった。 3映画―あまり観ない。 4趣味―将棋、健康法探求、乗り物を見ること
 

レビュー

ベストレビュワーランキング: 3,058 - 参考になった投票の総数:10197中6507
もういちど読む山川地理 田邉 裕
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
1.内容
「現在の学校教育では、国民の基礎教養としての地理はほぼ中学校レベルで学習を停止している」(まえがきp1(原文ローマ数字))そうだ。私事で恐縮だが、レビュアーもそうである(高等学校で地理を選択していないので)。そういう人は多かろうが(理由はまえがきp1にある)、そんな人に「地理書をもう一度読んでもらうために」(まえがきp1)、地理学が専門の著者が書いた地理の教科書である。なお、レビュアー調べでは、山川出版社は、地理の教科書を出していない。したがって、「山川の地理」は、これしかない(「山川の日本史」が日本史の教科書であるように)
2.評価
1で書いたとおり、高等学校で地理未履修のレビュアーにとって、新鮮な話ばかりだった。したがって、多くの読者にとって新鮮な話だと思う。地域や民族問題など、現代社会を知る上で、地理学の知識も(は)必須だと思われるので、星5つとする。なお、内容の妥当性は、レビュアーの能力を超えるので判断はしない。ネット書店では書きにくいが、リアルの書店で、高等学校の地理の学習参考書も併せて検討すればよい。
労働組合運動とはなにか――絆のある働き方をもとめて 熊沢 誠
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
1.内容
現在の日本は貧困や長時間労働がはびこっており、労働組合が必要とされる社会のはずである。しかし、2010年の労働組合推定組織率は18.5%(p125)だし、連合の傘下にある労働組合は企業別組合が主で、加入者は「能力主義的選別を肯定する思想を内面化して」(p182)いる、いわゆる正社員が多いものと思われ、ノンエリートや非正規従業員には使えるものではない。そこで、著者が、今後の日本の労働組合のあるべき姿を探求した連続講座、「労働組合の復権」をまとめたのが、本書である。第2章で主に英米の労働組合の成り立ちを検討し、第3章と第4章で、日本の労働組合の歴史と現状を明らかにし、第5章で、p32の分類とほぼリンクする、今後の労働組合のあり方を示している。
2.評価… 続きを見る
学歴・競争・人生: 10代のいま知っておくべきこと (どう考える?ニッポンの教育問題シリーズ) 吉川 徹
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
0.本レビューは、タイトル、本文、ともに敬称略。
1.内容
「学歴や競争は、確かに人生を不自由にするイヤな面も持っているけれど、現代日本社会から消えることは決してありません。なぜならば、競争と学歴が持つ利点のほうがこれらの弊害よりも大きいからです。ですから、感情的に批判や拒否反応ではなく、広い視野でしっかりメリットとデメリットを考えてみるべき」(p8。吉川の文章)という問題意識の下、第1章から第3章までは、中村が学校制度から、第4章から第6章までは吉川が格差や不平等の観点から、学歴と競争について論じた本と言える。なお、シリーズ独特の「ブックガイド」(p224)も充実。
2.評価… 続きを見る