eight steps to hell

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自己紹介:
星はかなり甘めにつけています。
 

レビュー

ベストレビュワーランキング: 2,453 - 参考になった投票の総数:336中290
Earth 2 ~ earth
Earth 2 ~ earth
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無理矢理宇宙空間に放り出され、望まない遊泳に顔面を歪め、ひたすら苦悶するブラックサバス、みたいな音楽ですね。健康人間が聴くべきものではないな(僕は不健康なので聴いてしまう)。
トラックが三つに区切られているが、それぞれほとんど違いはない。ギターが刻まれている(一曲目の、呻きのような生物的リードギターは死ぬほどかっこいい)か、パーカッションが遠くで鳴っているか、くらいのもの。でも、なんか最後の方で、シャワーみたいな、浄化作業的サウンドが入るのが意味深だ。あるいは消滅の音なのかもしれないけど。
僕は、アンビエントやドローンに対する耐性があまりないので、場違いな音楽に当たってしまった気もしたが、ある意味、逆説的に物事の本質を突いた、とんでもなく芸術的な作品なのかも、とか思ったり・・・いや深読みなんだろうけど(笑)
スプートニクの恋人 (講談社文庫) 村上 春樹
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警備員が教職を羨ましがる場面が印象的だった。どれだけ多くの人間(自分も)が、同じようにぐれてるだろうと考えてしまった。まあ、ある意味、この警備員が一番まともであるともいえるけど。
そして、この人と、ミュウを見比べてしまう。
社会的に見れば成功者だが、彼女も、実際にはピアニストの道を諦めた挫折人間であり、今の生活も、親の会社があってのものであって、本質的には、警備員とたいして変わらないのかもしれない。
空虚感で満たされたような作品だが、最後の展開は中々意外だった。というか、これがなかったらあまりに救いようがないか。ねじまき鳥クロニクルとは逆の展開といっていいのかな?対照的な希望の残し方だと思う。
スプートニクを中心とした一連の構成も、素人が読んでもかっちり噛み合うように、良くできていると思う。でも個人的には、こういった純文学作品より、ファンタジーアクション的側面を出した村上春樹の方が好き。
ストレンジ・マーシー ~ セイント・ヴィンセント
ストレンジ・マーシー ~ セイント・ヴィンセント
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3枚目のオリジナルアルバム。
オシャレだし、独自の世界観を持っていて魅力的だ。
しかし、アルバム単位で聴くとなると、今ひとつ突き抜けてないところが残念といえば残念。捨て曲とまでは言わないけれど、1stなどの方が良い曲は多い気がする。というか、メロディをあえて練りこんでない部分、バックトラックにその場で合わせたような部分が、少しだが散見される。
そもそもソングライティングに関しては、映画からインスピレーションを受けることが多いそうで、コケティッシュであり、ドラマチックある。ギタリストとして評価が高い(ライヴを見に行ったが、髪をかき上げながらソロをばっちりキメるさまはかなりかっこよかった。シールド挿し忘れるなどお茶目なところもあったが笑)わりには、シンセサイザーを基本とした作りになっているのは前作と同じ。桃源郷のような世界観。
4ADということでそういう柄でもないのだろうけど、そろそろギター主体のアルバムを作ってみても面白いんじゃないかな。