VHS版は持っていたけど画像も音質も悪くDVDを購入。
映像自体はあまり変化はないけれど音は籠った感じが減り聴き易くなっている。
なにしろ時代が古いので技術的な部分は期待出来ないが、それを超えて余りあるその時代の音楽表現と
それに呼応したオーディエンスとの一体感と迫力は今でも見る価値がある。
当時日本にはロックと呼べるような音楽がなくて、必死でラジオや数少ない雑誌で聴きたい音楽を探していたその時代の若者にとって
ボウイーは本当に新しい時代のヒーローだった。
今までになかったアートと音楽と思想が合体した表現がそこにあったのだから。
日常を切り取った歌詞ばかりの日本の4畳半一間フォークソングや歌謡曲には絶対にないロックスターの姿がそこにあった。
耳障りの良い音楽や気持ちの良い音楽とは無縁の、現実からトリップできるものがボウイーの曲でありボウイーそのものでもあった。
それを見事に時間を切り取って再現して見せている映像先品である。
カリスマってこういう事か!と見れば一目瞭然。
当時クイーンも含め、特にボウイーは色物扱いされ、ボウイーが好きだと言うと日本のロック好きな男性達はこぞって嫌な顔をしたものだった。
ボウイーなんぞは女コドモの聴くもの!と馬鹿にされたものだ。
今でも懲りなく日本ではビジュアル系などと下らないカテゴライズをして日本のロックの発展をメディアが阻止しているけど。…
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