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ヨッキれんこと平沼義之氏による道路本。
平沼氏がいままでやってきたような写真や探索がメインではなく、
その背景にある道路行政や仕組み、法律やルールといったことが、
とても分かりやすく書かれています。
この分かりやすさは「薄っぺらい」とは真逆であり、
難解で深淵な道路にまつわる様々な物事を、自分の中で徹底的に消化して、
誰にでも分かるように軽妙に書ききるという、難事業をなしとげています。
そして同時にものすごい情報量が、この一冊に盛り込まれています。
私も一人の廃道マニアでもあり、道路については少し知っているつもりでしたが、
それはただのつもりでした。深い。とにかく深い。そして面白い。
著者の平沼氏がいうようにこれはあくまで「入り口」。
しかしこの「入り口」を知ることによって、日ごろ何気なく使う道路や、
意気込んで探索する廃道を見る目が全然違うと断言できるでしょう。
この本は「道路の教科書」として、廃道や酷道マニアだけではなく、
地図や旅行好きの方、運輸や建築など日常的に道路にまつわる仕事をされている方にも、
おすすめしたい一冊です。
一般向けの市民講座などでも本書は使えるかもしれません。
ちなみに私は読み切りましたが、復習のために車に常備して、
時間がある時に見返すようにしています。…
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