紅緒先生の作品は全て読破してまいりましたが…
全編通してこれほど身悶えさせられた本は初めてです。
もうずーーーっと,きゃあきゃあ言いっぱなしでした。ほんとにキュンキュンした(笑)
紅緒先生の作品って読み方によってはぺらっぺらな中身のうす〜いものにもなるし,
反対に深く読もうとすればどこまでも厚みのあるお話になることが多いです。
というのも,紅緒先生ってあんまりきちんと説明しないから。
それは手抜きとかそういうんじゃなく,読者を信用していて「こんな事わざわざ書かなくても分かるでしょ」と野暮な説明は省いてしまうんですね。
それを説明不足ととるか巧みな表現ととるかは読者の力量しだい。
つまり読者にもそれなりの努力が必要な作品なんですね
この作品も例に漏れず,そういう作品。
で,読者さんの中にはそういう小難しいこと抜きでBLを楽しみたい方も当然いらっしゃるわけで。
そういう方にはこの作品に限らず紅緒先生の作品はおすすめしません。
反対に作中の細かい表現とかに深い意味がこめられていたりすると…もうたまんない…!というような深読み型な方には紅緒先生は神ですね!
先生は滅多に直接表現なんかつかいませんから。かなり遠回りなことが多い。
正直一読だけじゃ理解しきれないことが多いですけど,何回か読むうちに「あー!!こういう意味だったのか」って気づいた時の驚きと達成感は癖になります。…
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