この本の1番良いところが、応用編で解説されている圧縮テクスチャの仕様についてでした。
特にAndroidで事実上標準になったETCについて、数ページにわたる詳解は、
実際に画像をどのように調整すれば圧縮状態で綺麗に見せられるかヒントにつながりました。
しかし基本的にかなりやっつけな内容です。
まずOpenGLの基本関数は解説がないのでソースコードを読む前にこれは必須です。
この本のもう1つの固定機能に関する本の方を読んでください、ということでしょうか。
次に表紙にはスマートフォンやモバイル向けと記載がありますが、
本の中ではWindows上でグラフィックスドライバのOpenGL ES互換機能を用いてサンプルを実行しているので、
動作環境も初期化の方法もかなりWindowsに依存しています。
Androidなどのスマートフォン向けサンプルや紹介などは入っていません。
また本の中に解説は無し、ソースコードのコメントは無意味に等しいので、これではAndroid用にしたくても
AndroidとWin32両方の知識を知っていないと、どこからどこが依存している部分なのかも
切り分けができないのではないでしょうか。
GLSLの言語仕様についての説明は少しありましたが、3D関連の理論を知っている前提になってるので、
OpenGLの赤い本等がないと「どうしてこうなった」感の理解が苦しいです。…
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