yuyu1645

 
レビューについて、参考になったとの票を受け取りました: 83% (参考になった数:115(投票総数:138))
 

投稿


ベストレビュワーランキング: 58,664 - 参考になった投票の総数:138中115
暁のヨナ 第1巻 (花とゆめCOMICS) 草凪 みずほ
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
1巻は普通に面白かったです。
ただ絵も心理描写も見せ場の構成も未熟というか、
盛り上がる筈の場面でシラけてしまいます。
表情に癖があるのも気になりますね(場面に合わなくて浮いてしまう)。
衣装は力が入っていると思います。

作品紹介やレビューを読んで、「天は赤い河のほとり」や「BASARA」
「ふしぎ遊戯」のような作品を想像したのですが違いました。
「黎明のアルカナ」みたいな力量不足さを感じます。
設定や話の軸は良いので、描き方によっては面白くなるはずなのに、勿体無いです。
個人的には、見所はヨナとハクの動向くらいです。
後に、逆ハーレム的展開になるのは頂けません・・・。
ハクとの二人旅で色々な人と交流していく方が面白かったかも。

あと、作者の趣味なのかも知れませんが、
キャラクター名が韓国っぽいので、覚えにくいです。
それもカタカナ表記なので何のイメージも湧きません。
中国っぽい名前で漢字でビシっと決めるか、
余り馴染みの無い国で使っていそうな名前で良かったのではないかと。

宣伝文句に「大河ロマン」とありますが、そうでは無いと思います。
国の動乱が舞台なだけで、淡い恋愛ファンタジーという印象を受けました。
ヨナ達がどこへ向かうのか。どんな決断を下すのか。
完結するまで見守りたいと思います。
雪蟷螂 (電撃文庫) 紅玉 いづき
雪蟷螂 (電撃文庫) 紅玉 いづき
あとがきで冬や雪が好きだと語る著者の気持ちが、伝わって来るようなお話でした。
寒くて、白くて、灰色で。厳しい土地で暮らす人間の激情。
上手く構成されている作品だなぁ、と思いました。
どの人物も良いけれど、魔女の口調が気に入りました。
著者のこういうセンスが好きです。他の作品でも言えますが。
冒頭の出会いの場面が印象的です。ロージアの結末も。
雪蟷螂という題材で、激しく一途な女性を描いたのだと思います。
男性の誠実さも。
豪雪地帯なので、空気が透き通っていて、それでいて冷たい。
アルテシアはこのお話にぴったりな主人公だと思います。
心情や思考が主で、外観については描写が少ないですが、
その分、自由に想像出来ました。
舞台が白いので、そこに描かれる情景や出来事が色鮮やかに浮かびます。
読めて良かったです。
白鳥異伝 上 (徳間文庫) 荻原 規子
空色勾玉を読んでから半年くらいして購入しました。
読み始めたら止まらなくて、一気読みしてしまいました。
人物描写が楽しいし、一人一人個性があって好きです。
遠子の活き活きしている所、小倶那の優しい所。
会話も微笑ましいです。
悪い人、冷たい人もいるけれど、善い人、温かい人もいます。
巫女の尊さを大切にしているお話だな、と思いました。
男性にも女性にも品がある。
こういう物語は貴重だと思います。
美しく豊かな自然の中に身を置いているような気分になります。
だからこそ、戦の生々しさが伝わって来るのかも知れません。