ちょこ

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レビュー

ベストレビュワーランキング: 797 - 参考になった投票の総数:1603中1354
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上 春樹
248 人中、205人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ぐだくだと生産性のない比喩で孤独を例える時間があるなら素直に一言「寂しい」と言いなさい。

・・・村上作品を読むとついこんな事を思ってしまう。

そう。村上春樹を読むのに向いてない脳みそだという自覚はある。

そんな自分が、珍しく最後まで読めた新作の内容はというと
「高校時代決して揺るがない絆で結ばれていた4人の親友に突然裏切られ
真相もわからぬまま死をさまよった一人の男が、
自分の半生を振り返った時その傷が癒えてない事に気づき裏切りの真実を暴こうとする話」
と超訳するとすごくミステリーに聞こえる『多崎つくる』。

なぜ今回最後まで読めたのかというと、突然消えた灰田の行方が気になったからである。

実はつくるには自分でも忘れている事件があり
行方をくらました灰田は実は中学時代の友人でつくるに恋い焦がれ嫉妬のあまりシロを殺害した
なんて面白いサスペンス展開が待っているはずもなく

話は裏腹に、つくるの繊細な心の葛藤に終始する。
わかってた。わかっていたはずなのに…。
ハルキニストならそんなもの期待するお前が悪いと言うだろうが
あんな形で灰田がフェードアウトし、その後「灰田の存在も大きかった」と認めているなら
その後の展開をちょっと期待するではないか。
あまりにも扱いがぞんざいではないか?

念を押して言うが、… 続きを見る
ZUCCA×ZUCA(1) (モーニングKCDX) はるな 檸檬
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「ヲタク=自分の好きな事柄や興味のある分野に傾倒しすぎる人への呼称。
ある物事へ一般人よりはるかに熱中している人・詳しい人のこと。」

上記に当てはまる人は、
この漫画で綴られる情熱的かつ無益でアホ(でもしあわせ)な日常に共感しすぎて困ることだろう。
対象が宝塚じゃなくても理解できる、愛すべき愚かな日常。
と同時に「あ、自分だけじゃないんだ、みんなアホだw」と妙な安心感を覚える困った作品。

なまじっか金のあるいい大人がなにかにハマると大人買いしたりできるから本当に厄介。
ヅカヲタの場合はそれが遠征らしい。
当日にポンと地方に飛べるフットワークの軽さと金銭的なゆとりは
幸か不幸か、どんどん深みにハマっていくようだ。

でも幸せそうでなによりです 笑
映画 けいおん!  (Blu-ray 初回限定版) <b>Blu-ray</b> ~ 山田尚子
18 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
とても素敵な日常系青春映画だった。

私の中では
『けいおん!』=「俺の嫁!」と叫ぶ狂った様なオタクに支えられた萌え系アニメ

という印象があまりにも強かったため
そんな彼らに「面白い!」「絶賛!」とどんなに熱く語られても、全く観る気がおきなかった。
それが、録画していたTVOA版をなんとなく観てみたら・・・とても素敵な青春映画で驚いた!

卒業を前に、部活の後輩になにか記憶に残る贈り物をしようと計画したり
初めての海外旅行で浮かれてしっちゃかめっちゃかになったり
こっそり卒業ライブを計画したりと

卒業を控えた女子高生の姿がとても活き活きと描かれる。

女子校出身の私から見れば、それは確かにファンタジーだけれど
映画の中の彼女達は本当にそこにいるかのように細かく描かれているので、自然と彼女達を見守る事ができる。
それはたぶん、主観で描かれているからではなく、一歩引いた客観で描かれているからだと思う。

まぁそんな映画的感想は他の人に任せるとして
個人的には、女子的要素が細部に練り込まれている所にグッときた。
アンティークのウェッジウッドを思わせるかわいいピンクのティーカップや(似たものを私も持ってる)
キャスキッドソンによく似たピンクの缶や(それをペットの餌入れにしている所が良い)… 続きを見る