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LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。 本田直之
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
北欧の社会福祉制度に興味があり、ふとしたきっかけでこの本にたどり着きました。
著者については、それまで存じ上げませんでしたが、いわゆる「ノマド」的な生き方の先駆者です。

著書で繰り返し語られるのは、自分がどういう生き方をしたいのか、「選択する」ことの重要性です。
日本では、「皆がそうしているから」と、誰かの押し付けられた価値観に縛られる生活に終始し、
主体的に行動できていない人が多いため、幸福度が上がりにくいのではないでしょうか。

「自由」とは、「自分に由る」、すなわち、自分が責任を負うことでもあります。
自分の選択が、自分の生き方を決める。
既存の価値観や常識ではなく、自分の意見を持ち、行動する。
それが幸せへの第一歩であると痛感させられます。

会社のレールに乗る、あるいは、国に頼る。
そういった他人任せの生き方は、これからの時代はもはや通用しません。
震災・リストラ・病気など、今の生活が突然失われる事態を想定し、フレキシブルに生きること。
そして、小さなコミュニティでの評価に一喜一憂せず、絶えず変化する世界を楽しむこと。

グローバルな時代に、「日本」という国だけで生きていると、価値観が固定してしまいます。
著者のように、場所の制約にとらわれず生きることでしか、見えてこない世界があります。… 続きを見る
「年収6割でも週休4日」という生き方 ビル・トッテン
タイトル通り、日本における従来の労働モデルとは異なる、新しい働き方を提唱しています。
震災以前に書かれたものですが、現在の日本の状況を予測するように、危機に対応できる柔軟な労働形態を提示しつつ、
現在のアメリカ依存経済がもたらす問題を的確に解説しています。

縮小型社会に向かう現在の日本では、「無限に成長する」という価値観はもはや立ち行かなくなりつつあります。
「ではどうするか」という疑問に対して、説得力のある解決策が見いだせない中、
この著作にはそのヒントが隠されているのではないでしょうか。
Ferndorf ~ Hauschka
Ferndorf ~ Hauschka
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ドイツ出身の音楽家によるピアノを主体としたインストゥルメンタルアルバム。

クラシックのような敷居の高さや壮大さはなく、
かといってポップミュージックのように軽すぎることもありません。
ましてや、安易な「ヒーリング・ミュージック」などのカテゴリに収まるわけもなく。

主張しすぎず、生活にそっと寄り添う温かな感覚は、
エレクトロニカやアンビエントの香りを帯びたサウンドトラック的な趣。