字幕・吹き替えを両方見た。(同行者と時間的な問題でだけど)
久々に傑作のヒューマンドラマ。
現実にロボットボクシングが実現するか、娯楽として商売として成り立つか、そんなことは『パラレル』として考えればいい。
第一、アトムは2014年製で第二世代。・・・今、まだアシモですら膝曲がってるのに無理でしょ?2020年の娯楽がロボットボクシングなのは。
そこはスルーでいい。
大切なのは、捨てられた三人(2人+ロボット)が出会い『情』を深めていく姿の温かさ。
ヒュー・ジャックマンの不器用でダメな男が、子供とロボットを通して成長し父親の顔になっていく姿。
父親を軽蔑していた少年が、父のそんな内面に気付いて認めていく過程。
ロボットボクシングだが、操作し、想いを籠めるのはあくまでも『人間』であるという戦いぶり。
アトムをファンタジーなロボットにせず、あくまでも表情のない機械としてこの映画を作ってくれてよかった。
かえって感情移入が出来た気がする。
日本人はボクシングに『熱い魂』や『不屈の闘志』をみて『応援』するが、世界では嗜虐趣味のはけ口としてボクシングはじめ格闘技を見る人間も多いのだろう。人間同士の戦いでは満足できなくなった民衆が、疾しさを持たず、よりエキサイトできるロボットを戦いに用いた、という設定に無理はないと思う。
ロボットアクションはもちろん、子役のダコタ・ゴヨの演技も、親父の笑顔や脇を固める大人たちも魅力的で感動の映画だった。…
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