2つのたまご

 
レビューについて、参考になったとの票を受け取りました: 93% (参考になった数:158(投票総数:170))
自己紹介:
本が好きです。 違う自分になれて、違う世界に行けて、2度も3度も、何回も違う生き方や思いをいだけると言うのは、まさに魔法。 ちょっと趣味は偏っていると自分でも思いますが、羽根を伸ばすのにはとっておきです。 みなさんの本選びの参考になれば、この上もなくわたしはよろこんでいると思ってください。
 

レビュー

ベストレビュワーランキング: 527,654 - 参考になった投票の総数:170中158
Voyager (Outlander) Diana Gabaldon
Voyager (Outlander) Diana Gabaldon
36 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
とってもよかったです!
読み終わってから誰かに伝えずにはいられない、と翻訳者の加藤洋子さんがあとがきに書いていられましたが、本当にその通りです!

 お話は、前作「Doragonfly in Amber(翻訳版は「ジェイミーの墓標」)」の続きです。現代に生きるクレアは、ジェイミーがカローデンで戦死していないことを知ります。クレアは、愛娘ブリアナを一人残してジェイミーのもとへ帰ろうか、迷います。… 続きを見る

ジェイミーの墓標〈3〉―アウトランダー〈6〉 (ヴィレッジブックス) ダイアナ ガバルドン
24 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ついに「ジェイミーの墓標」の最終巻です。
もう2度と離れないと誓ったクレアとジェイミーは、別れてしまいます。

原書では「Doragonfly In Amber」なのに、なぜ翻訳は「ジェイミーの墓標」となっているんだろう?と常々思っていました。ジェイミーの墓標には「クレアの最愛の夫」と書かれていました。題はかなりちがいますが、ジェイミーがクレアを変わらず愛し続けるということは意味は同じだと思います。やはりこの「ジェイミーの墓標」では、2人の強い愛情がメインとなっている感じです。

波乱万丈、本当に飽きさせないのが、このアウトランダーの面白いところ。
戦争がついに始まり、クレアは看護婦として戦場でも活躍します。はたまた窮地に追い詰められ、人質としてイングランド軍に手渡されます。

書いたらキリがないほど色々な出来事が起こります。そこでもうだめだ・・と諦めず、どうにかしようと頭をひねって対処しようとするクレア。何度も後悔してしまうけれど、みんなを守ろうとするジェイミー。おなじみですが、人間味があり、好きになれずにはいられません。

そして、はじめのほうで出てきた・・ブリアナとロジャーも再び最後に出てきます。ロジャーはやはり関係者です。それは・・読んでから確かめて見てください!

もうこのアウトランダー・シリーズにはまってしまった人は気付いているかも知れませんが、あとがきでちょっとしたネタバレがあります。まだ不確かな所なのに、当たり前の様に書いていたのが残念でした。

ジェイミーの墓標〈2〉―アウトランダー〈5〉 (ヴィレッジブックス) ダイアナ ガバルドン
22 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 「ジェイミーの墓標」の2巻目は、パリからスコットランドへと、舞台が移って行きます。1巻のあとがきでもそう書いてありましたが、そんなにうまく舞台が変えられるものかな?と思っていましたが、全然不自然な感じも無く、ついに反乱にむかって動き出した、2巻です。
 

 パリの不穏な騒動、そしてまたまたジェイミーが牢獄へ、(今度はバスティーユ牢獄ですが)クレアが身ごもっている赤ちゃんは無事生まれるのか?など、本当に次から次へと飽きさせない。そして「ジェイミーの残虐非道な仇敵」とは誰でしょう?・・・まだまだこの「ジェイミーの墓標」だけでは謎解きが終らなさそうです。
 そしてついに原書の題の「Doragonfly in amber(琥珀のなかのとんぼ)」がお話に出てきます。琥珀のなかのとんぼのように、ジェイミーとクレアの2人の愛は、何百年のときを経ても、変わらず美しいままでありつづける・・・。なんとも素敵な題です。

 やはり話が込み入ってくるだけ、ちょっと一度では理解しにくい所とか、すごく抽象的で「わからない」ところもありますが、アウトランダー・シリーズは、実際10回読んでもまだ楽しめる本です。