もぐわいだいやんぐ

 
レビューについて、参考になったとの票を受け取りました: 60% (参考になった数:141(投票総数:235))
住所: トウキョウ
 

レビュー

ベストレビュワーランキング: 177,564 - 参考になった投票の総数:235中141
At Dawn ~ マイ・モーニング・ジャケット
At Dawn ~ マイ・モーニング・ジャケット
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
美しい。
広がる荒涼とした風景を感じる。ゆっくり落ちて行く夕日と、薄暗く滲んで行く空のグラデーション。
日が落ちて、風は止んだよ。だけど、あれはもしかすると朝焼けだったのかも、、、。

滲み、揺らぎ、グラデーション。演ってることはシンプルなはずなのに、こんなにも豊かに広がってゆく。
割り切れない感情。やりきれない激情。ほとばしる純情!

ギャラクシー500、フレイミング リップスなんかのアメリカンサイケデリックと、ダイナソーJr、メタリカ、なんかのメタル、パンク、
ジョージ ハリソン、ニールヤングとかのロック、カントリーの人達が、大草原のなかでキャンプして、タープの横で焚き火を囲んでる。
みんなでワイン飲んで、ギター鳴らしてジャムったような。あらあら、向こうからドレッドの人も何か持ってきましたよ。

そんな中に僕も混ざっちゃっていいですか? ありがとう。

そこはかとなく、諦観と達観。
叫び声のはずなのに、だから重くない。

ヒリヒリと冷たく、蒼く、激しく燃える。

strangulation(絞殺)とか、Death Is Easy Way(死ぬのなんて簡単さ)とか、、、。
殺伐とした乾いた感情を感じて、曲名に目をやって納得。
Lowdown 落ちて行く。If It Smashes Down やっちまえたらいいのに。… 続きを見る
Until We Felt Red ~ カーキ・キング
Until We Felt Red ~ カーキ・キング
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Sonic Youthの傑作アルバムに、Daydream Nationというのがありまして。
そのアルバムのアートワークがドイツの現代美術の巨匠、ゲルハルト・リヒターのロウソクの灯火の作品だったりします。
このアルバムを繰り返し聞いてると、なぜだかリヒターのロウソクが頭に浮かんではなれません。 ロウソクの明かりって、ちょっとした空気の動きにも揺らめいて、瞬いて、見ていて飽きません。
また、簡単に吹き消せそうで、やってみるとなかなか消えなかったりします。
太いやつだと、何時間も灯し続けるうちに、真ん中からロウが融けて炎に変わって行くので、そこが凹んで、灯籠のように風よけにもなり、また周りが薄く透けてランプシェードのような優しい光を発します。そうしてどんどん安定して行きます。
ロウソクの明かりって、とても個人的で、小さくて優しい温かさを感じます。
決してタングステンや、ハロゲンの暴力的な明かりではなく、蛍光灯やLEDの遠慮に欠けたフラットな光でもない。初めは暗くて見えにくいけど、しばらくすると優しく部屋を照らし出します。以外に結構明るい。個人的に、女性を一番美しく見せる光だと思います。
って、全くこのアルバムについて触れていませんが、そんな音楽です。

Jessicaの優しく降り注ぐ感じが特に好き。
春先の山岳地帯、薄雲の間からキラキラと差す春の日差し。風に吹かれて山から運ばれてきた雪が、キラキラ光りながら降りてくる。優しくて明るいサイケデリア。… 続きを見る
イントゥ・ザ・ワイルド [DVD] <b>DVD</b> ~ エミール・ハーシュ
イントゥ・ザ・ワイルド [DVD] DVD ~ エミール・ハーシュ
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 Into The Mind, 2009/6/22
壮絶。
だけど見終わった後のほんのりただよう爽やかさはなに?

純粋な原理主義者。自然(ウィルダネス)の中に彼は、理想を見つけようとした。
そして最後に大事なことに気がついた,,。

彼は帰ろうとした。全ての冒険家がそうであるように。
死にに行ったのではない。何かを得て、帰還するつもりだった。
彼のように、聡明で、行動力があり、映画の中でもそうであるように、人に愛される資質をもった人が社会に戻ったら、いくらでも活躍できただろうに、、、。

ほんの十数年前、90年代のアメリカでこんな若者がいたことにも驚きますが、30年以上も前に、日本にも上温湯隆という、若く、純粋な冒険野郎がいたことを思い出しました。

彼は彼なりに悟った。

裕福なぼんぼんの冒険と戯言と言うなかれ。
どっかの両党首とは訳が違う。肉迫と切迫が違う。

仏陀こと、ゴーダマ、ジッダールタも王子様だった。

エミールハーシュの演技、存在感は素晴らしい。それから、アメリカの大自然を映し出した映像美!!躍動感!
なんと言ってもショーンペン!個人的に今、映画界で一番信頼できる。新作、主演のミルクも素晴らしいとのうわさ。

それから、原作はもっと詳しく事実を掘り下げていて、これを見た後に読んだのですが、すごく良かったです。
主人公のひととなり、正義感、切迫感、理由、動機などなど。… 続きを見る

ほしい物リスト