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レビュー

ベストレビュワーランキング: 255,962 - 参考になった投票の総数:718中656
ティンク★ティンク (2) (Wings comics) 松本 花
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 小さな南の島, 2006/1/29
アジアの香りのする南の島は、ただのリゾート風味とはすこし違って、

闇の深さも併せ持っているように思います。

だからこそ、バニラとショコラ、という双子の神さまと、それを守るバロン、

巫女に王、巫女の「母親」であるランに王を守るガルダ。

そういった、ひとや、ひとでないものたちが等しく生きる日常がいとおしい。

基本は双子と周囲の人々の、ほのぼのとした南国の日常を描いているのですが、

ただ楽しいばかりではなく、切ない話や、まんがという表現を生かした

不思議な雰囲気の話も収められています。

けれど、けして怖いわけではなく、湿度の高い闇のようなぬくもりも感じます。

作者の絵はぱっきりとしていて、まるでアートのように画面を構成しているけれど、

それがぴったりと合っていて、どの話も不思議にうつくしい。

説明のあまりない異国の空気、が気になった方はぜひ。
龍の花わずらい 第1巻 (花とゆめCOMICS) 草川 為
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この人は気持ちのよい空気を感じさせるところを舞台に選んでくれるなぁ、と思っていますが、

この作品も期待以上のものでした。

表紙を見ると完全に中華風、に見えるかもしれませんが、舞台は砂漠のオアシスです。

中華風の楼閣が立ち、細い運河がめぐり、小さな橋がそこここにかかっているような。

白黒の画面なのに、さわやかな風が吹いているような心地よさを感じます。

主人公シャクヤも、身軽でかわいらしいチャイナルックに黒手袋、という

素敵な格好で登場する女の子です。

装飾品などもいちいちかわいらしくて、見ているだけでも楽しめます。

お話も気楽に楽しめるものですし、なかなかおすすめです。
稜線の彼方へ(初回限定盤)(DVD付) ~ タテタカコ
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 DVDもいい, 2006/1/4
「そら」「裏界線」につづく、歌とピアノからなるシンプルな世界観の集大成ともいえるアルバム。

どの歌も初めて聴いたような気がしない、不思議な懐かしさのあるメロディーに、素朴で綺麗な高音がよく合っています。

歌われる詞も、身近なようで、とても深い。

これまでの世界観を裏切らない作品に仕上がっていると思います。

付属DVDには、「そら」から「宝石」、「裏界線」から「秘密の物語」、そしてこの「稜線の彼方へ」からは「春風」のビデオクリップが収められています。

どれも監督さんが異なっていて、それぞれ違った味わいのある作品でした。

本当に、そのへんにありそうな小さな風景ばかりが映されているのですが、はっとするほど新鮮にうつります。

「宝石」には、映画「誰も知らない」の画像も使用されていて、歌の世界とかみ合っているのが切なくなります。